告白 ページ24
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熱愛が出る前に公開した
ユンギとAさんの公開恋愛
大きな反応と言えば
取り上げられる前に公開していて
そんな所が律儀でとてもいいという事で
2人の恋愛を応援する人が多かった
2人が共演する度に反響を呼んで
そんな2人のお似合いショットが拡散される程
誰からも愛されて憧れて好きなカップルで
そんな誰からも愛されるAさんを見て
羨ましくも妬ましく
かと言って何か悪戯をしようなんて事はない
だけど、1つ言うとすれば
貴方よりも私の方が好きだと言う事
私とユンギは同い年
私と一緒に来た人みたいにデレデレとせず
好きなメイクでそのスタッフとして働いて
同い年という事もあってか
そのスタッフよりかはよく話す程度
ユンギ「なぁ」
「ん?」
ユンギ「女ってどんなの上げれば喜ぶの」
「物で釣ってる感じがするんだけど…その言い方」
ユンギ「ちげーよ別に
俺があげたいから言ってんの」
「気持ちの問題じゃない?」
ユンギ「ふーん」
今思えばそういう事か
綺麗なその幼馴染にあげるプレゼント
そのプレゼントが私にと言うことはなく
ユンギ「ありがと」
「何が?」
ユンギ「アドバイス」
「っっ、私は、別に
アドバイスというアドバイスなんて、」
ユンギ「でも、喜んでくれたから」
「そう、よかったね」
あの時、告白をしていたら
君は私に振り向いてくれた?
いや、最初っからそんなことは無い
だって、幼馴染で
上京する前から好きだったんだから
あぁ、勝ち目なんてなかったんだ、最初から
いや、同じ土俵にすら上がれなくて
その土俵の上で大胆に告白するユンギとAさんを
私は只々眺めてるだけの観客
だから、
もう後悔を消したい
消し去って
これからの為に
「ユンギ」
ユンギ「ん?」
「好き」
メンバーの皆が見てる中
忙しなく部屋中を動いていた
スタッフさん達が立ち止まってる中
そんなのもう関係ない
「ユンギの事が、好き」
ユンギ「ごめん」
「うん、知ってるㅎㅎ
ありがとう」
ユンギ「いや、別に…。
俺の方こそ、ごめん」
「何でユンギが謝るのㅎㅎ
全然そんな事ない」
#後悔は消した
#だからこれからは
#唯のスタッフとアイドル
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作者名:RIKU | 作成日時:2016年4月24日 16時