こっち来ないで白黒さん？！《第五人格》 (ページ4)

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黒の反省ページ4

視点:ハディス

白「これからどうしましょうか…」
黒「帰る方法も分からんしな…」
ゼ「…ハディス、どうする？(ｺｿｯ)」
ハ「いやまぁこのまま
放り出すのもなぁ…(ｺｿｯ)
…とりあえず、しばらくうちにいますか？」
白、黒「「え？」」
ハ「だってもう他に方法ないですし…
部屋もまだ空きがあるので…」

推しと生活すんのも悪くねぇしな。

白「そうですね、ここは一つ…」
黒「甘えようか…」
ハ「あ、じゃあ決まりってことで
良いですか？」
白「すみませんがよろしくお願いします。」
ハ「あ、はい、よろしくお願いします。」
ゼ「…」

何か言いたげなゼヴィスをほっておいて
勝手に話を進ませた。

ハ「あー、えっととりあえず風呂入ります？
後で夕飯なので…沸いてたっけ？」
ゼ「さっき沸かしたから多分沸いてる。」
ハ「じゃあ先どうぞ、まぁまぁ広いので
大丈夫だとは思います。」
白「すみません。」

先に二人を風呂場に案内し、先に
シャビアンさんが入るらしいため
ファンウジンさんには
リビングで待ってもらった。

さて、その間に夕飯の準備するか…
ちなみにゼヴィスは学校のレポートで
自室に行ったよ！

ハ「(りょーりちゅー)」
黒「…何か手伝うことはないか？」
ハ「え？あぁ、大丈夫ですよそんな、
休んでて下さい。」
黒「いや、俺が何かしてないと
落ち着かないんだ。」
ハ「はぁ、なら…卵割って下さい。」
黒「分かった。」

ファンウジンさんが手際良く卵を
割っていく姿を見ると、
やっぱ推しはイケメンやなーと思う。
卵さえイケメンに見える。(？)

黒「…あの…」
ハ「ん、なんですか？」
黒「その、首…すまなかった…」
ハ「あぁ、大丈夫ですよ。ちゃんと
包帯しましたし、明日病院行って
薬貰いますので。」
黒「そうか…驚いたんだ、まさか
血が出てくるなんて思わなかったから…」
ハ「サバイバーは出ないですからね。」
黒「…痛いだろ…」
ハ「痛いっすね！(ｷｯﾊﾟﾘ)」
黒「うっ！(ｸﾞｻｯ!)」

何かがファンウジンさんに刺さる音が
聞こえた気がした。

ハ「ハハハッ、でも本当に大丈夫ですよ。
あ、卵ありがとうございます。」
黒「あ、あぁ。これでいいか？」
ハ「はい、あ、シャビアンさんに着替え
届けてもらって良いですか？」
黒「分かった。」

リビングからファンウジンさんが
出て行く。

…メッチャ良い匂いしたわ。