検索窓
今日:13 hit、昨日:0 hit、合計:25,404 hit

26 ページ6

6


彪馬side


ゆあちゃんの歌声ももちろんうまかったけれど、


Aちゃんの声を聞いた時、すごく惹き付けられた。
正直プロのようなうまさではないが、どこか切なくて、歌詞がスーッと入って来る感じ。




歌っている時の表情を見た時、初めて会った時のあのつらそうな表情をしていた。







守りたい。







そう思った。





彼女はなぜそんな表情をするのかも、何から守るのかも分からないけれど、



笑顔にしたいって。
あの表情をする彼女に惹かれた部分もあったが、でもそんな顔はさせたくない。
彼女は俺が守るって。




Aちゃんがサビを歌った時、隣の毅くんがハモリだした。


スタッフさんもメンバーも一瞬びっくりしたが、2人の歌を聞いて、納得した。




ス「毅、彪馬、一緒にサビハモってみろ」





一緒に歌ってわかった。







Aちゃんの歌声が好きだって。
歌っている時はすごく気持ちよかった。





歌い終わって毅くんを見た時、Aちゃんと同じような表情をしていた。







毅くんには負けたくない、








何故かそんな気持ちが芽生えていた。

27→←25



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (19 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
99人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:niki | 作成日時:2019年9月27日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。