54話『ベルトコンベアには気を付けろ』 ページ26
近)「う…うぅ、来る…赤い着物の女が…」
私たちはトイレから別室へと移動していた。布団でうなされている近藤さんを囲んで座っている
沖)「近藤さーんしっかりしてくだせェ。良い年こいてみっともないですぜ?寝言なんざ…」
銀)「これはあれだ、昔泣かした女の幻覚でも見てんだ。」
土)「近藤さんは女に泣かされたことはあっても泣かしたことはねぇ」
銀)「じゃあお前が泣かした女が嫌がらせに来てんだ」
月)「何でそうなるんですか…」
土)「そんなたちの悪い女相手した覚えがねぇ」
やだよ〜ホントにいるのかな…?
新)「やっぱり幽霊ですかね?」
銀)「あぁ?俺はな、非化学的な事は信じねーんだよ。ムー大陸はあると信じてるがな」
そう言って銀さんは鼻をほじった手で神楽ちゃんの頭を撫でた…え?
神)「?」
銀)「はぁ、あほらし…テメーら帰るぞ」
銀さんは新八君たちに声を掛けると立ち上がった。その手には…
新)「銀さん…何ですかこれ?」
新八君と神楽ちゃんの手ががっちり繋がっていた。
銀)「なんだ?テメーらが怖いと思って気ィ使ってやってんだろーがぁ」
月)「…」
神)「銀ちゃんの手、汗ばんでて気持ち悪いアル」
その様子を見ていた総悟が銀さんの後ろを指差して…
沖)「あ、赤い着物の女」
ドカン…
銀さんは押し入れに突進して隠れた。あーあ壊れちゃったよ…
新)「何やってんすか銀さん…」
銀)「いや…ムー大陸の入り口が…」
沖)「旦那ぁあんたもしかして幽霊が…。土方さん、こいつは…あれ?」
月)「…」
ゴトゴト
トシ兄ぃが壺に頭を突っ込んでいた…。やめてよ…見てるこっちが恥ずかしい…
沖)「土方さん、何をやってるんですかぃ」
土)「いや、あの、マヨネーズ王国の入り口が…」
月・沖・新・神)「……」
私たちが部屋を出ようとした時…
月・沖・新・神)「あ…」
え…?嘘だよね?違うよね?
新)「あ"ぁぁ!」
新八君の叫び声と一緒にみんなが逃げる。私は腰が抜けて動けなくなってしまった
月)「ひぃっ!」
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きい(プロフ) - 私にとって、作者様がお話を書いてくれることが、何より嬉しいですよー!(良い意味で、です!) (2019年8月29日 18時) (レス) id: df2fd3e06c (このIDを非表示/違反報告)
ショコラ(プロフ) - きいさん» こんな嬉しい事ってあるんですね…(泣) (2019年8月29日 18時) (レス) id: 0fe7014f8a (このIDを非表示/違反報告)
きい(プロフ) - テストお疲れ様です!勉強よりも占ツクですよ!更新期待してます。頑張ってください! (2019年8月29日 18時) (レス) id: df2fd3e06c (このIDを非表示/違反報告)
ショコラ(プロフ) - きいさん» 応援ありがとうございます!テストはいろんな意味で終わりましたw(大丈夫じゃないだろぉ!)これからはじゃんじゃん更新していくので期待してて欲しい…てす! (2019年8月29日 18時) (レス) id: 0fe7014f8a (このIDを非表示/違反報告)
きい(プロフ) - みなさんテスト期間なんですねー!気長に待つので、テスト頑張ってください! (2019年8月23日 11時) (レス) id: df2fd3e06c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ショコラ | 作成日時:2019年8月2日 14時