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的外れな返事が返ってきて、一瞬戸惑った。
・・・なぜ?
「いや、あの、訂正します。ごめんなさい、はちょっと違うのかな…‥正直、時間がとれるかわからないんです。今日とかもそうですけど、定時に帰れる日なんてごくわずかだし、…あ、でもそれは播磨さんも同じですよね。」
誤解をされないようにと1つ1つの言葉を丁寧に選んで話す。
…時間が取れるかわからない?ただそれだけの理由で?
「いえ、僕も悪かったです。今日だなんて急でしたよね。それなら…連絡先、教えてもらってもいですか?夜遅くなりそうなら連絡をすることはないですし、岸嶺さんも疲れていたら断っても構いませんから。…また空いてる日にでも。」
「はい、わかりました。じゃぁそういうことで…」
電話番号とSNSの交換をした。もちろんこの携帯は大野さんから支給された業務用のものだ。
「すみません、せっかく誘ってくださったのに…」
「いえ、そんな気にしないでください。また岸嶺さんが空いてる日にでも。」
「はい。ありがとうございます」
丁寧に頭を下げ、失礼します、とその場を去っていく後姿を見ていた。
まさか・・・一応の範囲でしか想定をしていなかったことが起きた。
現実になることなんて99%ないだろうと確信していたことが…自分自身の1%の可能性を甘く見ていた。
断られたことは初めてではないが、あの女に関しては間違いなくのると信じていたのに。
・・・まだ落ちていないのか?
だとするならあの一連の仕草はなんだ?
赤く染まった表情も、あの目の泳ぎ方も。
…いろいろと疑問が残るが、とりあえず連絡手段を掴むことができた。
そう焦らずとも、今度誘う時にはさすがに断らないだろうと思い直し、岸嶺社長の部屋へと向かった。
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さとこ(プロフ) - 菜々子さん» ありがとうございます！亀更新ですが頑張りますので楽しみにしていてください！鳥肌をこれからもお届けできるようにがんばります(笑) (2015年12月22日 8時) (
レス) id: 44d4407a1d (このIDを非表示/違反報告)
菜々子(プロフ) - ラブキラ、冒頭5秒で鳥肌が立ちました笑笑 受験で忙しいと思いますが、頑張ってください！ (2015年12月21日 8時) (レス) id: 415743c2ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さとこ | 作成日時：2015年12月20日 21時
