８１歩 ページ34
「じゃぁ、事故だったわけね。」
「そう、そういう事。」
「ふうぜんがぐうふせんをほんだってわへだ。」
「リア長、サッチ隊長がぼこぼこですがどうしますか。」
「ほっときなさい。」
「お前のせいだろ!!」
マルコは完全にツッコミ要員へと進化を遂げていた。
とりあえずサッチ達は悪くないことは分かった。
...サッチぼこぼこだけど。
「そういえば肝心のエースは何処行ったんだ？」
「あぁ、エースなら部屋に置いてきちゃって、
バン!!!
「オヤジ！此処にAが、き……て……るな。ってうお!?サッチお前!!
「Aに殺されかけたのか!!Aお前やるな!!」
「黙っとけ肉野郎ォォオ!!」
扉がいきなり開いて、エース乱入。
サッチがエースに掴みかかるがマルコが阻止した。
何か今日は�犇�然�疥┐�やばい。
めんどくさい事になる、とマルコと同時にため息をついた。
マルコの気持ちが少し分かった気がする。
「あんたって、空気が読めるのか読めないのか。」
「いや、きっと読めねェ。」
「いや、読まねェんだよい。」
「失礼な奴だな。」
顔の前で手を振って否定するサッチに、マルコが付け加え。
その言葉に父さんまで「あァ、そうだな」言って「オヤジ!?」エースが首をひねった。
「エース、解決したから。」
「……は？」
「だから、サッチ達は悪くないの、事故だよ、事故。」
「な、なんかよく分かんねェけど、そうしとく。」
「肉事件の犯人は、リアさんだって。」
「!?え!?リア!!?」
「何よその顔。」
「くっそォ!!あの肉おれ狙ってたのに!!」
「お前ら飯を何だと思ってんだァァア!!!」
サッチのリーゼントと火とメスが後ろで飛び交う。
しばらくたって男二人がぼこぼこになって帰って来た。
リアさん女帝だ...。
...
「いやァエースお前ずりィぞ。Aの笑顔だぜ？レアだぜ？」
「まァ待ってやれよ。」
「笑ってみてよ！A！」
リアさんが顔を近づけてくるけど、逆に顔が引き攣る。
「し、自然に笑えるようになるまで待ってください...。」
「本当？本当に笑ってくれるわよね！」
「笑いますよ多分。」
「約束よ！」
大人なのか子供なのかよくわかんないリアさんは
ぼこぼこのエースとサッチに「大丈夫？」と声をかけた。
「「いや、お前のせいだよっ!!」」と素早いツッコミが二人から入る。
「あ！じゃあ指きりげんまんしよう、A！」
「指きりげんまんて？」
「「「「………へ？」」」」
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伊東 灯 - ナースさん達とのやり取りが一番好きかも← (2017年1月30日 16時) (
レス) id: f526fe80d2 (このIDを非表示/違反報告)
(<●>д<●> ) - 面白いです！ 原作に沿って男キャラの、『俺』が「おれ」になっていて嬉しかったですw (2015年11月29日 16時) (レス) id: 3e3180481b (このIDを非表示/違反報告)
マイ - 91歩目がすごく感動しました！ (2014年8月17日 0時) (レス) id: 7eeceb7cb5 (このIDを非表示/違反報告)
みなっち - 恋愛系がんっばってなのだ (2012年3月13日 18時) (レス) id: f5e43b651c (このIDを非表示/違反報告)
ピコ - とっても楽しみです♪ (2012年3月12日 18時) (レス) id: 5ee57061a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Kanae | 作成日時：2011年10月31日 9時
