◎ ページ5
今日の授業もこなし、今日のラスト、全校集会の時間になった。
「いやー、一時間目、間に合ってよかったよね!!」
『ぎりっぎりだったけどね笑笑』
「そこはいいじゃん??」
───キーンコーンカーンコーン
≪生徒の皆さんは、体育館へ移動してください。≫
さて、行きますか。
体育館へ着くと、もう結構集まっていて、
「うーわ、だからやなんだよ。人酔いしそう。」
『それな。人がゴミのようだ←』
「やめなさい。」
≪えー、皆さんは、この言葉を知っているでしょうか。かくかくしかじか………………≫
(校長話長い。うざい。早く終われ。)
「ねえねえ」コソッ
『なに?』コソッ
「あのね……って!!A!!!」
『ちょっ!声がでかい!!!』コソッ
先生「おいそこ!!何やってんだ!!」
『「すみません。」』
『怒られたじゃん!!!』コソッ
「しょうがないじゃん!!ビックリしたんだもん!!」コソッ
『で、何??』コソッ
「……A、目が赤い。」
『目?充血してる??』
「違うの。そういうんじゃなくて、その、カラコンいれてるみたいに赤い。」
『は??』
「とにかくケータイでも何でもいいから見てみてよ!!自分で!!」
『…………』
と、そこまで言うのでケータイで覗いてみる。
『は!!!何でこんな赤いの!!!!』
「でしょ?!!!」
先生「うるさい!お前らでてけ!!!!」
『「……わかりました。」』
怒られたやん。体育館から出された。こわ。
「あんたの目、どうなってんの?!?!?!」
『私に聞かれても!!!分かんないよ!!!!』
後から考えたら、いや、考えなくても、ここがすべての始まりだった。
44人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:豆しば | 作成日時:2017年10月7日 22時