赤く綺麗な瞳の悪魔の名は ページ6
『御馳走様でした。神よ。』
なに「この御馳走様でした。神よ。」って、いっつも思う。
食器を片付ける。と。
ダ｢今日の３時からお茶しようよ。２時半までみんな、今日のスケジュールびっしりでしょ？３時半がいいかな？｣
ワ｢おぉ、茶か。ワシは甜茶が好きじゃが…｣
テ｢私ダージリン〜!｣
ダ｢Aは?来る？｣
『…………………聞こえる』
ダ/ワ/テ｢A〜??｣
『……………聞こえる………声が………』
ダ/ワ/テ｢A!!!!!｣
『!?な、なに、何か言った?』
テ｢今日A変!｣
『いでっ!………!!テシャ………ｯ!』
テシャはAを引っ掻いた。しかし今日はAの頬にhitした。3本の引っ掻き傷から出る赤い液体がAの頬を赤く染めていく。
テ｢わ、わざとじゃない!!ゴメンね、A…!!｣
『ううん大丈夫…先いくね。３時ね』
［09:58］
チラッと塔のガーネットでできた振り子時計を見る。
『…………っ、はぁっ、はぁ、はっ、はぁっ』
Aは雑に頬の傷口を白いローブで拭い、全速力で教会の出口に走り出した。
『(あの声……聞いたことある気がするんだ………思い出せない……。嫌だ。こんなの、嫌だ………。)』
自然に湧き出てくる涙で視界がぼやける中、ﾊﾞﾀｧｯﾝ、と教会の扉を開けて朝よりも少し曇った空が広い草原を見て、嘲笑う。そんななかを走る。Aはひたすら走る。
「(A、A………Aっっ………!!)」
『(あの声、懐かしいような、寂しいような。逢いたい、“それ”に。)』
気付けば足元には草がない＿＿ここは、何処？
ﾊﾞｻｯﾊﾞｻｯﾊﾞｻｯﾊﾞｻｯ……(((ﾆﾔｯ
?「あれまぁ。こんなところに、1人でどうしたの?」
(((ﾊﾞｯ(振り返る)
この羽の音、声。蝙蝠じゃないし、人間でもない。
『……っ、はぁっ、…!?誰、だｯ?!』
Aの目に映ったのは男。牙、角、先が尖った尻尾＿＿＿。
?「こんにちは♪」
『誰だっ、聞いて、はぁっ、いるｯ』
?「俺は、おそ松。でもまぁ、一旦落ち着いて?息調えないとさ……」
悪魔は1度目を瞑った。
目を開くと、赤く、綺麗な瞳が＿＿＿
お「俺に、血、吸われるよ♪」
近づいてくる。
Aの脳裏に浮かんだのは教会の掟、
「悪魔や死神に、血液を捧げてはならない」だった。
“特に”俺はこっぴどくダネルに言い聞かされていた。答えは＿＿＿
『嫌だね』
＜NO＞
お「あははっ、怖い怖い♪なら、力ずくしかないね♪」
『挑むところだ＿＿＿＿!!』
#作者願望#できれば一番してほしいこと
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きゃんでぃー - 続きみたい。めっちゃみたい面白かったです (2020年2月10日 18時) (
レス) id: 04712bb899 (このIDを非表示/違反報告)
風邪(プロフ) - 自衛隊員さん» こちらこそ！シバ、イチ、だった風邪だよー！ (2019年8月6日 18時) (レス) id: 41ed55b1cf (このIDを非表示/違反報告)
一松girl - おもしろかったです！続き楽しみにしてますね！ (2019年4月5日 0時) (レス) id: b6e961ac32 (このIDを非表示/違反報告)
自衛隊員(プロフ) - え……イチ？……久しぶり、覚えてる？名前変えちゃったけど……らーくんだよ。復活してくれて嬉しいよ。又宜しくね。 (2018年10月15日 16時) (レス) id: d960d22aa5 (このIDを非表示/違反報告)
かたつむり(プロフ) - ヰチさぁん！久しぶりっ！私はいなくなってないっ！ログインしたよっ！復活おめでとー！ (2018年7月14日 18時) (レス) id: 5074694cef (このIDを非表示/違反報告)
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