素早い狡賢い抜け駆け ページ23
『うぉぁっ!』
ﾎﾞﾌｯ、とモフモフの布団に放り投げられた。
十｢あはは、A君だっけー??｣
『そーだよ。君は?そういや名前聞いてなかった。教えて??』
十｢僕は十四松!悪魔!天使だけど、悪魔だよ!よろしくね、A!｣
『うん、十四松くん………(天使!!悪魔だけど、天使!!!!)てか、６つ子って大変じゃないの?』
十｢うん、大変だよー!でもね、絶対1人でいるより楽しいと思う!!｣
『へぇー、いいなぁ、楽しいって。』
十｢なんで?｣
『小さい頃、大勢っていうかなんというか……遊んでたのに、気づいたら教会の1級教会聖人になってたっていうか。』
十｢へぇー、そうなんだぁ……
で、Aさ!!｣
『なにー、十四松くん。』
十｢………………
………………もういいかい?｣
『えっ…』
ﾄﾞｻｯ
十四松はいきなりAを押し倒した。耳を甘噛みしてくる。
ﾁｸﾘﾁｸﾘという痛みが脳を支配する。でもそれは、何故か故に快感と化す。
直に顔をも熱らせる。蠱惑的な笑みを浮かべる十四松。耳元でﾋﾟﾁｬﾘと水音がたつ。
『んっぁあ………っ、ふっ、あっ』
十｢あっははは、A君、誘いかたジョーズね!!｣
耳から鎖骨に目を向ける。教会のローブを軽くAの繊細な筋肉が見えるところまで脱がす。
じーっ、と、十四松はさらけ出したAの細い体に見とれる。
十｢ふぅ〜〜〜〜ん｡。。スッゴい綺麗な筋肉だね!!ゴツすぎなくて、ちょうど牙がいい感じに入りそうっ!!｣
『あっ?!あ、ん、…ん……っ、やめっ…ろ…、はぁっ』
心も体も、顔も何もかもがﾄﾞﾛﾄﾞﾛに蕩け、顔を赤らめ涙目になっているA。
だが、十四松はお構い無しにAの首元に顔を埋める。
十｢頂きます!!｣
ﾌﾟﾂﾘっ
鈍い音をたてながら十四松の牙がAの細い首に埋まる。
紙パックに付属しているストローが、凄く尖ったようなものが、首元に2つ入ったような感じだ。
『あっ、ｧｱｱｱｧｧｧｧｱｧｱｱ!痛いｯ!!やめ、十四松やめっ……!!!』
Aは、ひたすら苦しみ悶え喘ぐ。
すると、さっきまではシスターの格好をしていた一松が部屋までやって来る。
一｢ﾋﾋﾋｯ……っ、いいね、そーいう声、もっとあげてよ｣
十｢…!一松兄さん。｣
一｢十四松、抜け駆けは狡いな｣
十｢はははっ、一松兄さんごめんなさぁーい!!｣
一｢……結構ｲﾗｲﾗしてんだから、…俺にも飲ませろ
………俺のA?(ﾆﾔﾘ｣
ここで、一松の瞳に惚れたっていうのは誰にも言えない。
#作者願望#できれば一番してほしいこと
コメント欄に自分の紹介したい作品記入
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 84人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
きゃんでぃー - 続きみたい。めっちゃみたい面白かったです (2020年2月10日 18時) (
レス) id: 04712bb899 (このIDを非表示/違反報告)
風邪(プロフ) - 自衛隊員さん» こちらこそ！シバ、イチ、だった風邪だよー！ (2019年8月6日 18時) (レス) id: 41ed55b1cf (このIDを非表示/違反報告)
一松girl - おもしろかったです！続き楽しみにしてますね！ (2019年4月5日 0時) (レス) id: b6e961ac32 (このIDを非表示/違反報告)
自衛隊員(プロフ) - え……イチ？……久しぶり、覚えてる？名前変えちゃったけど……らーくんだよ。復活してくれて嬉しいよ。又宜しくね。 (2018年10月15日 16時) (レス) id: d960d22aa5 (このIDを非表示/違反報告)
かたつむり(プロフ) - ヰチさぁん！久しぶりっ！私はいなくなってないっ！ログインしたよっ！復活おめでとー！ (2018年7月14日 18時) (レス) id: 5074694cef (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
