妖しい羽の影 ページ3
『………おはようございます。』
?｢「おはよう。A。なんか今日起こるね。｣」
『はは、そうですね…。ダネルさん。』
黙れ、お前に何がわかる。お前が俺をココに連れてきたくせに。
ダ｢今日の朝食までまだ時間かかるって。大樹にでも挨拶してきたら?私行ってきたし。｣
『どうも。』
ダ｢あはっ、今日も絶好調に冷たいねぇ。｣
『黙って。』
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
ｷﾞｨｯ…ｶﾞﾀﾝ。
『………っ……』
冷たい風が、Aの白い肌を撫でる。
教会を出ると、辺り一面、草、草、草。草原が広がっている。一見、大樹なんか見えないと思われがちだが、よく見渡すと在る。
ｶﾞｻ、ｶﾞｻ、ｶﾞｻｯ…………ﾊﾞｻｯ
ん?ﾊﾞｻｯ?まいっか。…うわぁ。今日も大っきい。って、いつも大っきいか。
『こんにちは、大樹様。………大樹様は、僕が何だか知っていると言いたげですよね。だったら、意地悪しないで言ってくれたって良いじゃないですか。』
樹｢…………………………………｣
『ふっ、今日も質問には応えないんですね。僕は大樹様の話を聴いてあげてるのに。』
Aはその場を立ち去ろうとした。
樹｢………待ちなさい。……今日……起こることから……逃げなければ……知ることに……なるはず……よ……私は……一番……貴方を……信じています……たとえ……“人間”……じゃ……なかったとしても……。｣
『意地悪ルビス』
樹｢大樹精ルビスね｣
『あはは、面白い。ともかく、いつもありがとうございます。大樹精ルビス。神の御加護を私に恵んでくれますように、アーメン。』
樹｢…偉い子ね。(ﾆｺｯ｣
大樹には、教会のエメラルドとペリドットの針時計が埋め込まれている。Aはチラッと時間を確認する。目が悪いため、目を細めないと見えない。ぼんやり見えてきた。
［07:28］
わ、ヤバイ。30分から朝食だ。
彼奴等(愚犬)に食い漁られる。
急いで大樹から教会に向かって走り出した。
?「ﾆﾔｯ(ﾊﾞｻｯﾊﾞｻｯﾊﾞｻｯ」
蝙蝠の羽のような影がAを覆っていった。
だが、Aは羽の音、影には気がつかなかった＿＿＿＿
#作者願望#できれば一番してほしいこと
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きゃんでぃー - 続きみたい。めっちゃみたい面白かったです (2020年2月10日 18時) (
レス) id: 04712bb899 (このIDを非表示/違反報告)
風邪(プロフ) - 自衛隊員さん» こちらこそ！シバ、イチ、だった風邪だよー！ (2019年8月6日 18時) (レス) id: 41ed55b1cf (このIDを非表示/違反報告)
一松girl - おもしろかったです！続き楽しみにしてますね！ (2019年4月5日 0時) (レス) id: b6e961ac32 (このIDを非表示/違反報告)
自衛隊員(プロフ) - え……イチ？……久しぶり、覚えてる？名前変えちゃったけど……らーくんだよ。復活してくれて嬉しいよ。又宜しくね。 (2018年10月15日 16時) (レス) id: d960d22aa5 (このIDを非表示/違反報告)
かたつむり(プロフ) - ヰチさぁん！久しぶりっ！私はいなくなってないっ！ログインしたよっ！復活おめでとー！ (2018年7月14日 18時) (レス) id: 5074694cef (このIDを非表示/違反報告)
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