記憶の欠片を探して ページ11
Aside
?「…っ、はぁ、はあっ、ハァッ…」
『っ、何処だ…?、あれ、ここは、もしかして＿＿＿＿。』
白い、汚い布を太い木の枝でくくりつけて作った、小さい小屋。割れかけた透明の瓶の
中に入っている緑の液体が眩い(まばゆい)太陽の光に反射して、眩しい。
ここは、故郷の村だ＿＿。
でも、何故もう滅ばされた村が夢に出てくるんだ＿＿＿?もしかして、これは、夢じゃないのか＿＿＿?……頬をつねるか。うん、これがいい。
『せーの!!』
(ｸﾞｲｯｯｯ
『あ゛ーーーーーｯ!!??痛くない………。』
痛くなかった、頬を悔やむ
そしてまた、砂嵐が起きた。
ｻﾞｧｧｧｧｧｧｧ…
?「見つけた、A………ずっと、俺のところにいてくれるよな………?また、遊ぼうよ………」
『……っあ………、＿＿＿!』
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
お「…………っ。…………っ、…………A!!!」
『………………ﾊｧｯｯｯ!!!』
き、気持ち悪い………。吐きそうっ……
お「だ、大丈夫……?」
『わぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!おそ松ぅぅぅぅ!』
怖い、なんなのあの声。僕は過去に、何の過ちを＿＿＿?
僕は過去に、何があったのか＿＿?
お「あ、急用思い出した。魔界いってくる。帰ってくるから待ってて」
『……ううん。僕も一旦教会に帰らなきゃ』
お「あっ、そうだよ。お前、教会の人間じゃん。大丈夫?俺が時間戻そっか?また赤の他人として戦うことになるんだけど………(嫌だなぁ。ﾎﾞｿｯ」
………時間を戻して欲しい、でも＿＿
おそ松に、今あったこと、すべて。
忘れてほしくない＿＿＿＿＿。
『やだ』
こんな僕でも、忘れないで欲しい。
『行ってきて、気をつけて』
お「おう」
ニッ、って口を緩めたおそ松の顔が、可愛かった。
お「送ってく」
『うん…?いいよ、一応俺男だからひとりで帰れる。』
お「猫耳生やして待ってれば?笑」
『やきもち？』
お「ばか。お土産持ってきまーす♪」
そう言ってシュシュシュッ、と魔方陣を作り出して中に入ると、その中に消えてしまった。
早く帰って来て欲しいって思う自分が、何か笑えてきた。
『ははっ。帰ろう…』
#作者願望#できれば一番してほしいこと
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きゃんでぃー - 続きみたい。めっちゃみたい面白かったです (2020年2月10日 18時) (
レス) id: 04712bb899 (このIDを非表示/違反報告)
風邪(プロフ) - 自衛隊員さん» こちらこそ！シバ、イチ、だった風邪だよー！ (2019年8月6日 18時) (レス) id: 41ed55b1cf (このIDを非表示/違反報告)
一松girl - おもしろかったです！続き楽しみにしてますね！ (2019年4月5日 0時) (レス) id: b6e961ac32 (このIDを非表示/違反報告)
自衛隊員(プロフ) - え……イチ？……久しぶり、覚えてる？名前変えちゃったけど……らーくんだよ。復活してくれて嬉しいよ。又宜しくね。 (2018年10月15日 16時) (レス) id: d960d22aa5 (このIDを非表示/違反報告)
かたつむり(プロフ) - ヰチさぁん！久しぶりっ！私はいなくなってないっ！ログインしたよっ！復活おめでとー！ (2018年7月14日 18時) (レス) id: 5074694cef (このIDを非表示/違反報告)
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