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錦戸
青「今日のゲストはりりこさんやー!」
ヤスがはしゃいどるのもめっちゃわかるわ。
やって、今日のジャニ勉のゲスト、りりこさんやねんで?
もう、俺なんか今日、局に来て何メートルか前をりりこさんが歩いてんの見て、一緒にいたヤスと「たいへんや、りりこさんや。本物やで」ってキャーキャーやってたんやで?
もうホンマ中学生みたいやって、後で恥ずかしくなったんやけど。
黒「ヒナ、それアンケート?」
紫「おん。。。ふ〜ん…へぇ」
黒「何やの」
紫「秘密やって。あ、好きな曲な、オモイダマやって」
赤「…オモイダマ……」
こんこんっ
紫「あいあいっ?」
『失礼します。こんにちは、りりこです。今日はよろしくおねがいします』
うわぁ、りりこさんや………
丁寧に挨拶してくれはった。
ホンマきれいやわ………この人、何歳やっけ…
青「こ、この間すれちがいましたよね」
『はい。あの時、私、有名人がいるって思って固まっちゃったんです』
緑「有名人はりりこさんもですって」
『そんな、私なんて……あの、私、テレビに出ることあまりなくて、だから、上手に出来ないかも知れませんが、今日はよろしくお願いします』
橙「えー!?昨日のオンエア観ましたけど、めっちゃ面白かったですよー」
『ふふっ、プロの方に褒められると安心しますね……じゃあ、私、そろそろ失礼します』
にこにこしながら楽屋から出て行こうとしたりりこさんを見て、ほっこりどきどきした気持ちになっとった。
人見知りやから、俺は話せんかったけど………
『失礼しました〜』
そう言って、ドアノブに手を掛けた瞬間
赤「あのっ……オモイダマ、スキって、書いてましたよね。。あ、アンケート……」
すばるくんが立ち上がって、緊張した面持ちで言葉を発した。
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作者名:柴色 | 作成日時:2017年10月4日 23時