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走って相良くんの家に向かう私。
商店街でお店のおじちゃんとかに声をかけられるけど、今はそんなの気にしてられない。
相良くんに早く会わなきゃ、
その時思い出した。
この辺には路地裏があり、それを抜けると近道だということが。
私はその路地裏に入り、ただただ相良くんの家を目指した。
その途中。
道に倒れている人を発見する。
随分見覚えのある制服。
そう、軟高の制服だ。
咄嗟にかけよると、そこにいたのが佐川くん。
『佐川くん…？どうしたの、これ、』
そう話しかけてもなにも反応がない。
この近くにあるのは開久高校。
間違いない、開久の不良にやられたんだろう。
そう思っていたその時。
三橋「A？」
後ろから知っている声が聞こえ、振り向くとそこには三橋くん。
それだけではなく、伊藤くん、今井さんと谷川さんもいた。
ただ、いつものふざけた雰囲気ではない。
真剣で、その中に怒りもあって。
その時。
三橋「A、お前その後ろにいんのって…」
佐川くんの存在に気づいたのか、三橋くんはそう声をかけた。
『多分だけど…開久のやつらに…』
三橋「くそっ、相良…許さねぇ、」
相良、その言葉が聞こえ私は三橋くんの肩を思いっきり掴む。
『やっぱり、！！これって、相良くんがやったの、？』
三橋「……」
私がそういうと三橋くんは困ったような表情をする。
私が相良くんの彼女だからだろうか。
『お願い、三橋くん、教えてほしいの、』
三橋「A…」
彼女だから、そんな理由で、許すわけない。
大切だからこそ、相良くんを救い出すんだ。
決心したように三橋くんの目を見ると、
三橋くんは全てを教えてくれた。
開久にお金を請求されたこと。
それを払いに行った佐川くんが騙されてこんなふうになったこと。
私の知らないところでこんな大きなことがあったなんて。
そして、これから開久の誘いに乗っかること。
『三橋くん…みんな、私もいく。』
私は小さくそう呟いた。
____________________________
お久しぶりです…！
更新遅くなってしまって本当にすみません…
もっとちゃんと更新していくよう頑張ります。笑
よかったら既読感覚で高評価押していってくれると嬉しいです、お願いします！
続く (更新停止中)
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青龍 葵(プロフ) - 更新を楽しみにしてます! (2021年5月11日 22時) (
レス) id: e10675e39d (このIDを非表示/違反報告)
∞むにえる∞(プロフ) - 初コメ失礼しますっ！ 相良さんの不器用さがとてつもなく好きです、、笑 親バカ青春白書を見た後だったんで、それっぽいのが想像できました\(//∇//)\笑 (2020年8月20日 1時) (レス) id: a6febfed0a (このIDを非表示/違反報告)
の(プロフ) - 夢子さん» ありがとうございます！文化祭編おもしろく書けるよう頑張ります…！ (2020年8月16日 1時) (レス) id: ea25780e96 (このIDを非表示/違反報告)
夢子(プロフ) - 続編おめでとうございます！無事仲直り完了したようで安心…！文化祭編楽しみです！ (2020年8月15日 9時) (レス) id: 72b9a547c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：の | 作成日時：2020年8月15日 6時
