追いかけたい

またかよ ページ5

機内確認が終わり、続々と人が乗ってくる。


いつも通り、笑顔、姿勢、冷静な判断。


よし！今日はファーストクラスの神楽A。



運航中

「ねぇ、そこの綺麗なCaさん、飲み物頂戴」


(え、私のこと？)


「そうそう、君のこと」


『申し訳ございません。お飲み物何にされますか？』


「えーじゃあ、君にしようかなぁ」


はぁ、ファーストクラスでもこんな奴いるの？


初めから何か柄が悪い奴だとは思ったけど、こんな気持ち悪いこと言うんだ。←若干引きめ



でも、ここはファーストクラス派手なことをすれば、おおごとになるに違いない。


ここはちょっと控えめに。


『申し訳ございません。そのような申し出には答えられません。この中にあるものでしたらどれでも良いのですが。』



「えぇーーじゃぁ、、なんかお詫びしてくれるならいいよ」



『お詫びも何も、この中にあるものではないと出すことはできません。』



ちょっときつめに言っちゃったかな。



それを思ったのか、男の人が、、


「あぁ！！お客様の申し出に応えられなかったら、お詫びするのがれいぎだろぉ！！！」



うわぁ、そっちからおおごとにされちゃった。



て言ってもファーストクラスにも防音性と言うのもあり、誰も居ない。



しかも、私が今いるのは一番奥で誰も気づかない。



「こうなったら、無理矢理でも、、」



男がそう言って手を引っ張られそうになった時だった。



もう片方の手が誰かの手によってすごい力でひっぱられた。



「Caってどう言う仕事かわかってるんですか？」



私の頭の上ら辺から声が聞こえた。



『うん？え、、、この声って、、、、』

声主はまさかのあの人→←ファーストクラス

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