現実味がない ページ26
ジムでトレーニングをして家に帰ってきた。
トレーニングは1日に1回はするのが習慣付いている。
家に帰ってきたら、いい匂いがした。
きっと晩飯の準備をしている。
案の定、リビングに入るともっといい匂いがしてきた。
『ただいま、いい匂いする、今日の晩飯なに?』
と、聞くとAがキッチンから顔を出して、
「おかえりー。夜ご飯は見てからの秘密」
秘密とは何だろうと思いながら、荷物を置いてきた。
ダイニングテーブルの椅子に座って晩飯ができるのを待っていると、ふとあるものが目に入った。
それは、僕の最大の敵であるトマトだった。
あれ、Aにはトマトが苦手だってこと言った気がする。
もしかして、忘れた?
いや、いくら何でもそれは、、、あ、わかった。
きっとこれは、散々煽った僕への仕返しだ。
今、ここで気づいたら、面白くないから、後で気づいたふりをしよう。
A、どんな反応をするか気になる、、、
僕って、こんなに意地悪な性格だったか?
これは、世に言う好きな子にはいじめたくなると言う気持ちか。
あれ、今僕、Aが好きって言った?
この謎の気持ちは恋?
この歳になって初恋?
この気持ちの正体が何となく掴めたのはいいけど、まだ謎だらけだ。
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レイ - まるさん» まるさん、有難うございます!これからも更新頑張ります (2023年5月8日 21時) (レス) @page49 id: 1db806d7f1 (このIDを非表示/違反報告)
レイ - まるさん有難うございます!これからも更新頑張ります! (2023年5月4日 12時) (レス) id: 1db806d7f1 (このIDを非表示/違反報告)
まる - 過去一面白い!!更新楽しみ♪ (2023年5月3日 19時) (レス) @page31 id: 0b18c5fe64 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:レイ | 作成日時:2023年4月2日 18時