追いかけたい

頭をフル回転させて ページ17

やばいやばい、ただいま、あの大谷さんと呼び捨てしかも敬語なしの関係になってしまいましたー！


さっきから興奮してる。


もう顔で叫んでる。←みんなもわかるんじゃない？


え、今どこかって？


今は大谷さん宅のトイレです。


ちょっと、顔で叫びたくてトイレをお借りしました。←やばい奴おる


それにしても、大谷さんの生活はめっちゃ質素だって聞いたけど、マジでその通り。


本当に何億も稼いでいるメジャーリーガーなのかって思うぐらいシンプル。


シンプルすぎて心配。←急に母性本能発揮


て、もうそろそろ出なきゃ大谷さんが心配になる。


と思い、トイレから出た。


リビングにに近づくと大谷さんの声が聞こえてきた。


「はい、わかりました、今までご苦労様でした」


誰かと電話してるのかなぁ。


と思いながら、リビングのドアを開けた。


「あ、ごめん聞こえてた？」


『ううん、全然私の方こそ勝手に聞いちゃってごめんなさい』


「いや、大丈夫、、ただ、、、」


え、何なんかアンチでも言われたの！？


今からそいつぶん殴ってきます←待て待て


『どうしたんですか？』


と少し怒り気味に聞いた。


「今まで、僕がいない間に家を掃除してくれた、男性が最近病気で全然こなくなって、ついに医者から入院て言われたっぽい、暫くは来れないらしい」


「困ったなぁ」とぼそっと言ったのを私は聞き逃さなかった。


推しがこまるなら私も困る。


このまま、仕事が立て続けに並んで、家がゴミ屋敷みたいになったら嫌だし、、、


私の頭よ働けー、働けー


と唱えながら頭をフル回転させた。


『、、、、、あ！』


「どうしたの？」


『いいこと、思いつきました！』


「え、ホント！？」


『うん、それはねぇ、、』

推しのためなら我が身を投げるべし→←豪邸

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す