13人の子供のお世話係になりました#3

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「だはっー！すみませんね！」

JS「すみませんどころじゃないでしょ」

「ハ、ハイ……」

JS「いいから座って」







事は終わり。ただいま治療中です。
あの変態おっさんは無事警察に突き出しました。

私は気を失っていたようで、目が覚めた時にはみんなで泊まる予定だったホテルのベッドにいた。オッパがおぶってくれたらしい。珍しい。

起きたばかりだけどとジスくんが怪我してる所を消毒するからと言って今がその最中である。長男ズ以外の子供達は気を使わせてオッパが買い物に連れ出してるそう。

大変そう……。頑張れオッパ。ありがとう。







JS「きっと体も痛いでしょ？」

「そうだね……蹴られたからかな」







私の口元の切り傷に消毒液を染みさせたコットンを優しく当ててくれるジスくん。

できる男だわ。こりゃ全国のレディ達惚れる。
てか痛いな。あのおっさんマジで……







SC「ヌナ、水持ってきた」

JH「あと着替え」

JS「2人ともありがとう」

「ごめんね気使わせちゃって……！」






長男ズが揃った。
何故かシーンと静まる場。何故。ホワァイ。









SC「ヌナ……」

「ん？」

SC「もうちょっと自分の事大切にしてよ」

「え？うん！大切にしてるけど」









スンチョルくんは辛そうな顔をして私の頬を触る。少しの間があって痛かった？なんて泣きそうな顔で言うから調子が狂ってしまう。









「私も大事だけどスンチョルくん達がもっと大切」

SC「俺だって……いや俺達だってヌナが大切なんだよ」

「そっか……ありがとう。心配かけてごめんね？」

JH「許さない」









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