13人の子供のお世話係になりました#2

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猫さんを飼い始めて数日がたった。
お名前は何故か師匠←

どうしてこんな名前になったのかはチャンくんとスニョンくんの体験談にあるそうなんです。

初めてお家に来た時猫さんは階段の上を忍者のようにシュパッシュパッと登って行ったらしくて、それを見たスニョンくんとチャンくんは師匠って名前をつけたくなったそうなんです。

なんて可愛い動機。








HS「師匠ー！元気ー？」

〈にゃーん〉

DN「ししょ〜かわいい！にゃーん！」








私はこの時を待っていたのです。可愛い猫さんと可愛いうちの子達が戯れるのを見る瞬間を！

肉眼で直視するには眩しすぎて目がどこかに走っていっちゃうくらいに和んでいる。

いいぞ。私の為になったしみんなの為にもなったよ。うん。素晴らしい事だ。








WN「ヌナ、お掃除道具どこにある？」

「あ！それならそこの奥にあるよ！」

WN「ありがとう」

「偉いねウォヌくん！」








猫さ……師匠が来てからウォヌくんは師匠の身の回りのお世話をしてくれている。掃除からエサやりそしてトイレ処理まで。なんて偉い子なんだ。褒めると当たり前だよって言う。

そんな大人びた笑顔で言われたらヌナずっきゅんしちゃう。ここの子達はみんないいお婿さんになれるのでは？

だめ！私はこんなに可愛い少年達をよそのレディ達に渡すつもりはまだ無いのです！









〈にゃうーん〉

「師匠も私の気持ちわかってくれるの〜？」

HS「えへへ！ヌナ可愛い！」









私が心で嘆いていると察したのか師匠は"ほれ僕の頭のフワフワで癒されな？"とでも言ってるかのように私の足に頭をスリスリと付けてくる。あ、師匠はオスです。

感激して師匠を撫でているとスニョンくんが可愛いって言ってくれてお世辞でも嬉しいです！

でもねヌナはスニョンくんの方が何百倍も可愛いって思ってるんだからね！！









DN「ししょーも可愛いけどチャンの中ではヌナが1番だからね！」

「ぐはっ！！！」

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