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…なんでジョンハンはスニョン君のことを悪くいうの？
またジョンハンにイライラしてきた。
私はそのまま未読スルーをした。
ジョンハンには悪いけど、スニョンはいい人だし…
｢A？行こうよ？｣
そう言ってスニョンはお店に入ろうとしている。
｢うん、今行く。｣
お店では他愛もない会話をして、楽しく過ごした。
｢ほんとに今日の朝はごめん、あんな態度とって。
今思ったんだけど、俺といて大丈夫なの？
ジョンハンって人怒らない？｣
｢…多分大丈夫、だと思う…｣
私がそう言い終わると同時に電話がかかってきた。
見てみると、ジョンハンからだった。
きっとジョンハン怒ってるだろうな…
そう思うと出たくなくなった。
｢出ないの？｣
スニョンがそう不思議な顔をして聞いてくる。
｢出る…｣
｢もしも｢もしもし！？A！？｣
｢ねえ、どこにいるの？何かあった？
メールしたのに気づかなかったの？｣
｢ごめん、今…学校の委員会で先生に呼ばれてたの。
あと少ししたら帰るね。｣
｢…分かった。待ってるよ。｣
電話を切った。
｢ジョンハンって人？｣
｢うん。｣
｢そっか、怒ってた？｣
｢いや、多分大丈夫。
でもきっとスニョンといたことバレたら怒ると思う。スニョンはいい人なのに、ジョンハンは何故か嫌がってるから…ごめん、｣
｢大丈夫だよ、多分俺、ジョンハンって人の気持ちわかった。Aの事取られたくないんだよ。｣
でも俺は誘い続けるけどね笑、とスニョンは笑いながら言う。
私を取られないようにするため？
意味がわからなかった。
｢私も、スニョンと遊びたい。｣
そう言うとスニョンは照れたように笑った。
｢よーし、じゃあ帰るか。｣
｢うん、そうだね。｣
私達はお店をあとにして、家まで帰った。
｢ばいばい。｣
｢うん、ばいばい
何かあったら俺に連絡しろよ！｣
前みたいにジョンハンが見てるかもしれないから、駅で別れた。
スニョンは見えなくなるまで手を振ってくれていた。
…スニョンといると楽しいな、
今日あったことを思い返しながら歩いていると家にあっという間に着いた。
｢ただいま。｣
そう行って入ると、ジョンハンが抱きついてきた。
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作者名：すもも | 作成日時：2020年2月2日 1時
