13人のナムジャと1人のヨジャ

ヨジャ２６ ページ27

さっきまで笑い声が響いていた練習室から音が消えた


え、なんで凝視してくるの？

笑った顔そんなにキモかった？








HS｢なんで....今まで笑わなかったの｣



｢笑える状況にいなかったからです｣



HS｢それもそうか｣



｢え、笑わない方がいいですか？｣



JN｢むしろどんどん笑った方がいい！！｣



MH｢うんうん！A可愛い〜！｣



｢あ、そっち？笑｣



DN｢Aのチャームポイントにできるね、笑顔｣



HS｢マジでファンが出来そう｣



｢いやいや｣








急に勢いスゴいし、イケメンに可愛いなんて言われたら照れるし笑

ディノさんが連れていってくれたお粥はめちゃくちゃ美味しかった

食欲なんてなかったのにね




誰かと笑いながら食べるって大事なんだなぁ

戻ってから輪になって話し合い









HS｢俺たちさ、昨日までAのことよく思ってなくてさ｣



DN｢だけど、ヒョンたちが何も知らないのに決めつけるなって言ってくれて｣



HS｢気付かされたんだ、自分達が間違ってたこと。


だから、メンバーに加入するのを認めるかどうかはちゃんと話して、


見て決めようと思ったわけ｣




｢正直に話してくれてありがとうございます


私も、どこか皆さんのこと勘違いしてました。


ずっと怖い存在でしかなくて


でも話してみたら優しくてフレンドリーだから


ヒョンって呼ばしてもらえて凄く嬉しいです｣




JN｢僕らも嬉しいよ｣




HS｢よし！本音も言えたし、Aの実力を見よう！踊れるやつある？｣




｢はい、レッスンのときに踊ってたやつでいいですか？｣




HS｢もちろん｣





DN｢じゃあ、かけますねー｣









流れてきた曲にリズムを合わせて精一杯踊る


ギョンジュ先生と過ごした毎日も楽しかったけど、


こうやってメンバーと話せるのも幸せだと思えた

ヨジャ２７→←ヨジャ２５

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す