13人のナムジャと1人のヨジャ

ヨジャ２０ ページ21

DN




僕はあの子が苦手

だって不公平でしょ？


僕らはたくさんの練習を積んでデビュプロに入れたのに

そんな気持ちを伝えたくて断れなかった









HS｢あの子のこと、正直認めるのは難しい｣



DN｢うん、僕も｣



HS｢この世界は実力だけじゃ無理だと思う。

支えあうメンバーや、絆がないとデビューしてからがキツイ｣



DN｢それに、ダンスで受かったっていってたけど僕たちはまだ見てない。


なのにどうやって認めたらいいんでしょうか｣



JN｢だからこそじゃない？｣



MH｢まだ歌もダンスも見てない。

なのに賛成とか反対とか決めていいのかな｣








必死に自分の気持ちを話す２人をみて、心が揺れた


そうじゃん、デビューにたいしての気持ちが大きすぎて大事なことを見失ってた


自然とヒョンと目があって、同じことを考えてるのが分かった








HS｢、あ〜｣



DN｢ッハハ｣



JN｢なんで笑ってるの？笑｣



HS｢そうだよな、まだ見てないもんな｣



DN｢なのに嫌いだなんてどうかしてますね、俺たち｣



HS｢ホントだよ笑

まさか、二人に気付かされるとは思ってもみなかった。

ジュニや、俺たち変な先入観があったみたいだ。

でも分かったから。｣



DN｢明日から練習ですよね？｣




HS｢うん、俺たちはそのとき初めてあの子と会うんだ｣









ジュニヒョンとディエイヒョンはなんの話をしてるのか分かってなかったみたいだけど


僕には通じたよ、ヒョン


そうだ、明日初めてノーマルであの子に初めて会う


そして、決めるんだ

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