星が降る前に ２【ホシ】 ページ9
「そっか、じゃあ今日星見ていかない？」
なんとか流星群が見えるんだって、
と言って空を見上げた彼女に
反射でyesの意を示す返事を返していた
『A〜、』
そこからは、もう正直なんで
その行動に走ったかは覚えていない
考えずに、思ったままに
行動していたのかもしれない
「ん？」
『好き、Aのことが大好きです。
俺の彼女になってくれませんか』
もう日が沈みかけているせいで、
あたりは薄暗くなってAの表情が見えづらい
もしかしたら、Aはジュンのことが
好きなのかもしれない
それでもよかった
もう、二人きりで帰ることは
ないかもしれないのだから、伝えておきたかった
そう考えていると、
「よろしくお願いします、彼女にしてください」
と返事をしたA
聞き間違いかと思った。
けれど、薄暗い中で見えたAの表情を見て、
これは夢じゃないと確認する
なんか恥ずかしいね、と笑った彼女を見て、
幸せを感じつつ
早く夕日が沈んでほしいと願った。
大好きな彼女と、早く綺麗な星空を眺めたかった
次の日、たまらなくなって、
帰りのＨＲで教卓の前に立ち
『Aと付き合うことになりました〜！』って
言ったらAに怒られたけど
別に俺は気にしてない
ジフナやウォヌ、クラスメイトたちが
おめでとうを言ってくれる中で、
ジュンだけが何も言わずに
教室を出て行ってしまったので、
Aが、５人で帰ろう！って言って
追いかける形になった
学校を出てからすぐ夕立に降られたけれど、
ジフナとAが傘を持っていたので
相合傘×2をして歩く
昨日みたいな影踏みはできないけれど、
Aと相合傘できるなら
雨も悪くないと思った
二人で星空を眺めるのも楽しかったけれど、
俺はやっぱり、この夕方の時間帯が
一番好きなんだと思う
Aと想いが通じた、この時間が
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お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが…
実はこのおはなし、ジュナの話と繋がってました
書きたかったんですよこーいうの！！！ｗｗ
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空李(プロフ) - ぶー。さん» リクエストありがとうございます！少しお時間いただけますと幸いです！更新頻度酷いですが、これからも読んでくださると嬉しいです…！ (2019年4月19日 19時) (
レス) id: e6ecbe9f04 (このIDを非表示/違反報告)
ぶー。 - リクエスト良いですか？スングァンのハッピーエンドが読みたいです！あと、この短編集好きです！更新頑張ってください！ (2019年4月13日 14時) (レス) id: 8bf3196fdf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空李 x他2人 | 作成日時：2019年2月25日 3時
