誓い【ジョシュア】 ページ4
｢ねぇ、絶対にやだ！！｣
そう言って空港でただをこねるのは彼女のA
『そんなこと言っても...今更』
｢そーだけど！寂しいもん...｣
韓国で暮らすことになった両親を迎えに行くために
僕は今から、2週間ほどアメリカに帰る
『すぐに戻ってくるから、ね？』
｢本当にすぐ？私の誕生日2週間後ぐらいだよ？｣
『もちろんわかってるよ』
Aの頭を撫で、キャリーケースを引く
『あ、皆。Aに手出したら怒るからね』
Aと一緒に見送りに来てくれていたメンバーに
そう念を押す
｢どーしよーかなー｣
そう言って笑うハニに、
『さすがにハニでも許さないから』
そう言って笑って空港をあとにした
｢ジーーースーーーー！！！！おかえり！！！！｣
『ただいま、メンバーに変なことされてない？』
｢大丈夫だよ！あれ、オンマたちも一緒なんだ｣
両親が韓国で暮らすことになったこと、
この後、2人で話したいということを伝えると
わかった！とあどけない笑顔で返してくれる
｢わ、懐かしい〜！｣
『うん。あ、ちょうど夕日も沈んでくとこだね』
Aを連れてきたのは、僕が彼女に告白した場所
あの日も、時間はちょうどこのくらいだった
懐かしいとはしゃぐAを後ろから抱きしめる
｢わ、ジスどしたの｣
『あのね、A。真剣な話聞いてくれる？』
｢ん？いいよ｣
『まずはHappy birthday、おめでとうA。
生まれてきてくれてありがとう』
そう言ってネックレスを後ろから付けてあげると、
意外にもAは黙ったままだった
もっとはしゃぐかと思ったんだけど...
｢嬉しすぎて死にそう｣
彼女の前に移動すると、
目にいっぱい涙を溜めた姿が目に映る
『これからその我慢してる涙、
流しちゃうこと言うけどいい？』
無言でこくっと頷いたAに愛しさを感じつつ、
『僕と結婚してください』
そう告げる
どんな言葉を言おうかたくさん考えた
けど、そのままの気持ちを伝えようと思ったから
『僕はAを、愛しています』
Aの目から溢れた涙は、
夕日の光に反射してキラキラと輝く
こんなに綺麗な涙を、僕は今まで見たことがない
｢もちろん、よろしくお願いします｣
涙を流しながらそう微笑んだ彼女を抱きしめて
僕はもう一度誓う。
彼女を一生守ると誓ったこの場所で、
今度は、彼女と一生添い遂げると。
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空李(プロフ) - ぶー。さん» リクエストありがとうございます！少しお時間いただけますと幸いです！更新頻度酷いですが、これからも読んでくださると嬉しいです…！ (2019年4月19日 19時) (
レス) id: e6ecbe9f04 (このIDを非表示/違反報告)
ぶー。 - リクエスト良いですか？スングァンのハッピーエンドが読みたいです！あと、この短編集好きです！更新頑張ってください！ (2019年4月13日 14時) (レス) id: 8bf3196fdf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空李 x他2人 | 作成日時：2019年2月25日 3時
