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JH『それで?話って?』
KH『あのね、Aはまたベンチで死にかけてて、色々話聞いてたけど訳ありで家がないみたい』
『死にかけてません。』
HW『家がないって?まだ学生?だよね?』
『はい。。。えっと、私には父と姉がいて母は私が生まれてすぐ男作っちゃて逃げました。お父さんはそこから男手一つで育てくれてました。だけど、、、借金まみれで私たちを育てられなくなって私と姉をおばさんのとこに預けました。』
IM『なら、お父さんはもういないの?』
『そうなんです。行方が分からないままです。』
MH『それで?』
『はい。おばさんにお世話になるまではよかったんです。私の姉は本当に誰もが羨むぐらいの美人でこんな私と姉妹なのかってぐらい可愛くて小さい頃から可愛がられてました。それが今にも続き姉に接する態度と私じゃ大違い。私は家事だけをさせられ学校にも通えない。』
WH『高校生?』
『はい。姉が欲しがるものはなんでも与えて私は我慢せろと言われるばかりで日に日に手が飛んでくるようになって蹴られ殴られ体にはたくさんの痣ができました。』
KH『ひどい、おばさん。』
『私はずっと我慢しました。耐えました。家事をしなかったり少しでも遅れたらお仕置きを受けてました。』
SN『お仕置きって?』
『まだ始めは外に一晩置かれてました。だけどそのお仕置きもエスカレートしてきて煙草を腕に当てられたり熱したガスコンロの上に腕を置かれたりされてました。』
SN『よく耐えてきたね。』
『姉は苦なんてなかったと思います。こことこことこことこことあと背中にアザがありますあとこの腕にはただれた跡が残りました』
WH『うわ〜〜綺麗な体にこんなに傷が。』
『私は意を決しておばさんの家を出ました。』
IM『その決断間違ってないと思うよ。』
HW『こんなに可愛い子にそんな悲劇があったとはね』
MH『想像つかないね。』
みんなが励ましてくれてた時
キヒョンさんが目の前に来て
抱きしめてくれた。
『うぐ。』
KH『よかった、生きてて。よく頑張ったね』
その優しい言葉に今までの辛い事が一気に涙として溢れ出た。
『ううぅ、涙でちゃう。、、』
SN『辛かったね、』
KH『ヒョン。今日は泊めてあげてください。』
SN『追い出すわけにはいかないだろ』
『いいんですか?ありがとうございます』
『皆さん一緒に暮らしているんですか?』
JH『もしかして、俺たちのこと知らない?』
『???』
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いーちゃん(((o(*゚▽゚*)o))) - 拾ってくれたーーーー!!!!!!! やったー( ´Д`)y━・~~ (2017年3月19日 9時) (レス) id: 1f232b45f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あちゃ | 作成日時:2017年2月13日 3時