しめい ページ30
赤side
∞緑｢お見事
名探偵智洋君、と、重岡助手｣
赤｢はぁ？！｣
助手ってなんやねん
せやけど、こいつも大倉さんとの出会いで強くなったんかな…
桃side
桃｢ありがとうございます！｣
女(今日も楽しかったあ)
桃｢ノンも！｣
いつも通り最後まで笑顔で♡
貼り付けたような笑顔やけど
でもこれは天職やから
青｢ありがとうございました｣
女(ねぇ、もうちょっとお♡)
青｢また待ってるから
明日も来てや、待ち合わせよ｣
女(うふ♡うん♡)
はぁ…
こんな真っ黒な感情
この仕事してる限り持ったあかんねん
せやから
桃｢ノンずっと待ってるから♡｣
女(え〜明日も来ちゃう〜♡)
同僚(なんか最近ノン調子ええな)
桃｢そんなことないっスよ！
さ、戻りましょ！｣
お見送りして、片付けが残ってる
ドアの前に戻ったら人だかり？
桃｢？どうしたんですか？｣
その間を覗くと
緑｢あ！のんちゃん！｣
にぱって笑うともくん
え？
青｢え？｣
戻ってきた流星も声出てるし
緑｢きょーともくん
りゅーせーとのんちゃん
しめいしにきてん！｣
青桃｢｢はあ！？｣｣
赤side
赤｢…何してんねん｣
夜
原稿書いてたら小瀧さんから呼び出し
ちょっとビビりながらも
2人の仕事場らしい所に行ってみたら
緑｢…｣
赤｢あんな、ここはお前みたいな子どもが来るとこちゃうねん
ほら、帰るぞ｣
桃｢あ、しげ、
怒らんといてあげて？｣
青｢1人でこんなとこ来るんは危ないけど
なんかあるっぽいし｣
赤｢ああ、
まぁ、ごめん、ありがとう｣
親でもないけど
呼び出されて連れて帰る
その流れで謝ってる俺って…
次の日も、同じく呼び出されて…
あいつ何考えてんねん！
後日、3人で聞いてみることに
桃side
赤｢何考えてんの？｣
桃｢あんな、ともくん
指名してくれようとしてるんは嬉しいんやけど
あそこは、ともくんが1人で来ていいとこちゃうねん｣
青｢なんで、指名してくれようとしたん？｣
緑｢…のんちゃんと、りゅーせといっしょにおれるから｣
桃｢そんなんせんでも、同じアパートやし
店やなくても、一緒におれるやん？
前も一緒にお菓子作ったり、お話したり
色々…｣
あ！！！
あの日、アパートの更新手続き資料を見て
これ何？って聞かれて…
青｢そろそろここ住んで長いしなぁ
わんちゃん家バレも有り得るし｣
桃｢確かに
引越しも有りなんか｣
言うたわ、そんなこと
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作者名：ななはち
| 作成日時：2021年6月28日 7時
