ブレイクタイム＋つよく ページ28
橙side
橙｢あれ、あっこの人は？｣
黄｢あっこって？｣
橙｢オークラさん？｣
黄｢ああ、今日の朝出てった｣
橙｢はや｣
黄｢まあなー、1週間？なかったかな｣
橙｢そらまた早いわ｣
黄｢でもさ、前、初日にどっか行った人おったから｣
橙｢あ！おったな！そんな奴！｣
黄｢あんだけ家に風呂ないで、言うたのに｣
橙｢おったおった、ええよなー銭湯でも｣
黄｢今どき風呂ないってどんな家やねん！ってな｣
橙｢それがええとこやのに｣
黄｢ありがと｣
橙｢本音やで？｣
淳太君って変なとこでこだわり強いからなー
癖強いねん笑
赤side
桃｢あ、ともくんは？｣
赤｢…緑『よーちえんのおくりむかえはほごしゃひっすやから、しかたないけど、しげといっしょにいくんやで』、やと｣
青｢…一人暮らししてる理由、おとんより強なるためなんかな｣
赤｢うーん…｣
ホンマにどうしたんやろ
てかあの探偵…
青｢あ、｣
藤井さんが見る先
青｢なあ、何しててん｣
∞緑｢報告、です。仕事なんで｣
青｢お前…｣
赤｢藤井さん、…あいつの父親は、居場所知ってどんな感じやってん、やっぱりあいつに会うつもりなん？｣
∞緑｢そうですね、結構興奮してる様子でしたし…今日にでも動くかも｣
どうすんねんそんなん
青｢…いっそのこと、ともひろ逃がす？｣
桃｢あ、それいい｣
∞緑｢あ、いや…その必要はないです｣
赤｢なんでや｣
∞緑｢…父親には、違うアパートを教えたんで、ま、そこに父親が押しかけても、昨日引っ越したって手筈になってるんで、ともくんに危害が及ぶことはないかと｣
桃｢は？なんでそんなこと？｣
無言で服をまくる大倉さん
そこには痣？傷痕？点々と残ってる
タバコの押し付けられた痕、みたいな
∞緑｢俺も昔、結構色々経験してるんよ｣
言葉が出んかった
∞緑｢俺にも、人の心が少しはあるんですよ、あ、でも、ちゃんと依頼金は受け取ったけど｣
青｢はぁ…わざわざ俺ら騙して…｣
∞緑｢あ、でも、ともくんにはバレてたけど｣
桃｢なんで？あの子天才？｣
∞緑｢俺の言動とか行動が、父親から聞いてたことやったから、バレてたんかな｣
あいつは、わかってたんや
そやのに、
∞緑｢銭湯の帰りに、お父さんに言うんは、ともくんが強くなるまで待って欲しいって｣
赤｢強く…｣
桃｢やっぱり父親から身を守るために｣
∞緑｢いや…そうやなくて｣
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作者名：ななはち
| 作成日時：2021年6月28日 7時
