4 ページ4
てことで、4人で来た。
｢おかえりなさい。
お、大勢で、ご苦労さま｣
｢騒がしくてすみません｣
｢いやいや、楽しくて良いんちゃう？｣
まだ神ちゃん先生おった。
｢だいー！｣
｢望、みんなおるで｣
｢じゅんた！あきと！はまちゃ！｣
｢久しぶり｣
｢デカなってんな｣
｢うお！｣
�陲舛磴鵑縫献礇鵐團鵐阿琶�きついて、
それをみんなで囲んでる。
｢望、どうでした？｣
｢今日も元気でした。
あ、ショッピングモールの話で盛り上がったんよ｣
｢あー・・・｣
流星さんのことを嫌でも思い出してまう。
｢流星のこと、ライオンさん！言うてたから、
笑ってしもたわ｣
｢その、流星さん、って人、
金髪でちょっと長髪やったし、
イケメンやったから、
多分望の中でかっこいいの言語化がライオンやったんかも｣
｢まあなー。
確かに、的確って思ったわ｣
・・・・・
神ちゃん先生の頭には、
流星さんがおるんや。
いやや。
｢あの、｣
｢あ、おかえりなさい。
ごめん、また明日。
のんちゃんまた明日ね｣
｢ばいばーい｣
あかんかった。
その日は5人で帰った。
次の日、変わらず望を送り出す。
｢お願いします｣
朝はおらんやった。
遅番なんかも。
バイトがあったから、ちょっと遅めのお迎え。
｢重岡望の兄です｣
インターホン越しに名前を言えば、
開く門。
｢おかえりなさーい｣
｢だいおそい！｣
｢ごめんなあ｣
既に子どももまばらで、
神ちゃん先生1人がおった。
｢のんちゃん、今日は水遊びで、
お友達の水鉄砲のお水が顔にかかっちゃって、｣
｢あーそんなん大丈夫ですよ。
よお家で風呂ん時、そおなってるんで｣
｢のんちゃん、だいとおふろはいったら、
いっつもだいにおみず、おかおにかけられるねん！｣
｢って、教えてくれました｣
ふふって笑う姿が可愛い。
10歳上やと思われへん。
｢っ//
それは、まあ。
望、お片付け終わってないやん｣
遊んでたおもちゃをそのままに荷物持ってきたから、
片付けるように促した。
まだ、神ちゃん先生と喋れる。
｢大毅君、｣
｢はい？｣
｢・・・、いや、｣
｢え？｣
｢仕事中、やから｣
ほぼ聞こえへんかった。
言い逃げして保育室に入っていったから。
｢？
望、帰るか｣
｢はーい｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 476人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ななはち
| 作成日時：2024年3月8日 19時
