ほのぼの幼児化🌈(赤、緑) ページ14
橙side
土曜日は子どもも少ない。
やから、3歳から5歳の幼児さんひとまとめ。
5歳ほし組数人がさっきからブロックで作った剣振り回してる。
4歳くも組の智洋君は、剣をズボンにさして仁王立ち。
｢大毅君、お友達に当たっちゃう｣
｢わかってる！｣
｢ほんならその剣どうしたらいいかわかるな？｣
別に剣作ったらあかんとは言わへん。
だってかっこいいやん？
持ちたいやん？
やけど遊び方は注意せなあかん。
おやつの時間が終わって、室内遊びの時間。
｢あきとせんせーだいすき｣
俺の膝の上に乗ってきて、
いきなりニコニコ笑顔で言うてくれる智洋君。
｢先生も智洋君大好きやで｣
｢せんせーだいすきやから、
とものおうちきてええよ？｣
｢ホンマに？
ほんなら今日行こかな？｣
｢あ！あかんで！
じゅんたせんせーがかんたんにおうちきてええよっていうたらあかんっていうてたで！｣
・・・？
ああ！
｢知らない人とかにな、言うたらアカンな｣
防犯対策やな。
｢でもあきとせんせーはしってるよ？｣
｢あ！でもとも！
あきとせんせーきたら、おうちのごはんとおかしぜーんぶたべられるで！｣
なんちゅー愉や。
俺が大食いみたいやんけ。
｢は！
とものちょこ、たべられちゃう？｣
｢たべられちゃう！
やからあきとせんせー、とものおうちいったらあかん！｣
｢あきとせんせ、とものおうちこないでー｣
なんちゅー・・・
｢とも、あそぼ！
あ！のんちゃんや！｣
乳児さんが外に遊びにでてきた。
のんちゃんは大毅君の弟で、1歳児さん。
お兄ちゃん見つけてニコニコしながらかけてきた。
よし、仕事しますか。
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作者名：ななはち
| 作成日時：2024年3月8日 19時
