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照史がチケット用意してくれて、
行こって誘ってくれた。
前々から、この土日はお休みにしててなって念押されてたけど、
まさかこんな東京、千葉まで来るとは。
珠里にとって初めてのディズニー。
はしゃいで、はしゃいで、
どっかで力尽きるかなって思ってたのに、
ホテルに戻って夜ご飯の時も、元気いっぱい。
｢ほら、ついてるから｣
｢おいし！
ママ、これおいしいで！｣
｢うん。
珠里、もうちょいシーな｣
珠里が幸せそうで、何より。
しかも、隅の席で、隣のガラス窓から夜景が綺麗。
ご飯を一通り食べたら、
スイーツも運ばれてきた。
｢淳太君｣
照史に、かしこまって名前を呼ばれて。
｢お誕生日おめでとう。
淳太君の誕生日、一緒に祝えるの嬉しい。
そんで、これからの淳太君の誕生日を、
ずっと一緒に祝いたい。
淳太君を一生愛して、守りたい｣
真剣なつぶらな瞳は、
キラキラしてて。
俺には眩しすぎるって思った。
珠里もおる。
お母さんの昔の言葉が頭に過ぎる。
(子どもを受け入れてくれるか、わからんよ？)
珠里が1番大切で、
珠里のためならなんでもできる。
照史は？
珠里のために、なんでもしてくれる？
俺が迷ってたら。
｢珠里のパパになってもいい？｣
珠里の方に向かって、ちゃんと目を見て聞いてんねん。
｢うん！なっていいよ！｣
一瞬びっくりした顔の後、
照れたみたいに笑って、ぎゅーしに行った。
｢あっくん、パパになってくれんの？｣
｢なってもいい？｣
｢やからいいっていうてる！｣
｢ほな、パパになる。
淳太君、ええ？｣
｢っ、｣
言葉に詰まった瞬間。
｢ぇ、ママ、いや、？｣
珠里の寂しそうな顔。
そんな顔させたいんちゃうねん。
｢ううっ、んっ。
嫌ちゃうよ。
びっくりしてる、だけっ。
こんなん、俺、｣
｢淳太君、ホンマにホンマに幸せにする。
一緒に、3人で、もっとでもいい。
みんなで幸せになろ？｣
｢うん、うん｣
頷くしかできへんわ。
ホテルの部屋戻って、
すぐにお風呂に珠里だけでも入れたら、
あがってすぐ、ぐっすり。
｢かわいいな｣
｢うん｣
｢淳太君の子やもんな｣
｢・・・照史の子でもあるやん｣
賭け。
受け入れてくれる？って。
プロポーズを珠里もおるとこでしてくれたってことは、
全部受け入れて、受け止めてくれたってことやって信じたいけど。
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ななはち(プロフ) - ねむちゃさん» ねむちゃさんありがとうございます！ちょっと辛めのかこを持つ黄さんですが、橙さんがこっから頑張ってくれるはずです！久しぶりの橙黄で、かつオメガバなので結構手探りながらも楽しんで書いてます😆これからもよろしくお願いします💕 (11月18日 3時) (
レス) @page28 id: ef79629cea (このIDを非表示/違反報告)
ねむちゃ(プロフ) - 黄…つらいなぁぁぁ！！橙がきっと…！！って思いでみてます笑めちゃくちゃ好きです！！！これからも頑張ってください！ (11月17日 18時) (レス) @page28 id: 45cf627fea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななはち
| 作成日時：2023年10月23日 19時
