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親が頑張ってるから、
子どもも頑張るんです。
中間さんが、一生懸命珠里君に愛情を注いでるから、
珠里君も愛情たっぷりの優しい子に育っています｣
俺の言葉に、目をうるうるさせる中間さん。
ホンマに、ずっと頑張ってたんやろな。
経緯は知らんけど、
オメガのワンオペはすごい。
｢今日、水族館行くの教えてくれたんです。
めちゃくちゃ嬉しそうでした｣
｢・・・その事、なんですけど｣
実は、1番悩んでたのは、根本があった。
ある方といい感じの距離感にいるが、
子どもがいるし、
周りの目も気になるし。
自分はオメガやし。
素直になれへんってこと。
｢中間さん・・・｣
｢すみません。
神山先生にお話出来て、
少し楽になりました｣
｢いえ。
いつでも話してください。
僕も、すごく話しやすかったです｣
｢次は、神山先生のお話も聞けたらいいな｣
涙を流したあとの目で笑う顔は、
めちゃくちゃ綺麗。
同じオメガの俺でもドキってしてもた。
アレやったらモテモテやろな・・・
｢中間さん。
珠里君が5歳なら、中間さんも、ママ5歳なんです。
珠里君のママとしてまだまだ珠里君と同じ5歳。
悩んでいいし、立ち止まってもいいんです。
僕達、保育士や、ここに通う保護者の方、
子ども達、みんなで支え合って、
それぞれが家族になっていけたらいいんです｣
｢はい・・・
ありがとうございました｣
｢そんでな、明日からお泊まり保育やねん｣
『薬、ちゃんと入れた？』
夜、8時半に大毅君が休憩に入って、
電話できるよって連絡くれた。
｢入れたよ。
まあ、先月来てるし、大毅君近くにおらへんし。
多分大丈夫｣
『俺がおったら、いるん？』
からかう声色。
大毅君、悪い顔してるんやろな。
見たいな。
会いたい・・・
ズクって、お腹の奥が疼くのがわかった。
あかん。
これ、あかんやつや。
『とも、気をつけてな』
｢うん｣
大毅君も休まなあかんし、
俺も明日のために遅くなったらあかんし。
『おやすみ』
｢おやすみ。
お仕事頑張って｣
『ありがとう』
大毅君の声が聞けただけでも、
頑張れる。
お泊まり保育当日。
子どもたちも、見送りに来た保護者の方もソワソワしてる。
｢大丈夫や。
大丈夫、大丈夫。
落ち着いて｣
｢園長が落ち着いてください｣
それ以上に園長の�霤朕鮴萓犬�ソワソワしてる。
｢お泊まり保育を楽しみにしてた人ー｣
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ななはち(プロフ) - ルナさん» ルナちゃんの癖😳このお話頑張って行きたいと思いますので、よろしくお願いします🥰 (9月20日 10時) (
レス) id: ef79629cea (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - ななちゃん…ヤバイかも…私の癖をエグっていく…/// マジでこのお話大好き♡ (9月20日 7時) (レス) @page10 id: 8bee21a619 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななはち
| 作成日時：2023年9月16日 21時
