ドッキリ(のはず)です…！ ページ30
('･ｪ･`)side
｢おはよぉございまぁす｣
｢吐息が多いねん｣
隣で怪訝そうな淳太はほっといて。
今日は！
待ちに待った！
リベンジ寝起きドッキリ！
ふー！ぱふぱふ！
｢静かにせえ！｣
言いながら笑ってるから、
淳太って俺の事大好きやんな。
｢今日は、前回の寝起きドッキリのリベンジ回です。
前回は桐山重岡が担当でしたが、
寝起きドッキリを企画したのは俺とのんちゃんもやねんな｣
｢そうそう。
先にやられるとは思わんかった｣
｢今回は、照史、重岡のみをターゲットに行きたいと思います！｣
�陲舛磴鵝⇔�星、神ちゃんは既にやってるしな。
｢でも照史って絶対起きる気がする｣
｢そう、やから今回は・・・
これ！｣
｢なにこれ｣
｢今回、照史と重岡の部屋は全く別の階なので、
入る瞬間から音立てて入ってやろうと思います｣
なかなかにアクティブな仕掛け。
これを見越して、なんと、照史の両隣は俺らの部屋やねん。
せやから多少うるさくとも、
一般のお客さんには迷惑かからないだろうと。
スタッフも悪いわあ。
｢照史やばすぎ｣
｢スパイ向いてるで自分｣
｢スパイてなんやねん｣
案の定、鍵開く音で目覚めた照史。
ホンマにやばい能力。
｢じゃ、次は大本命、重岡です！｣
｢え、俺も行くん？｣
｢当たり前やろ｣
照史も連行で。
しげの部屋は上の階。
神ちゃんと�陲舛磴鵑販�星もこの階やから、
もしかしたら後で行けるかも〜♪
｢あいつのプライベートやん｣
｢どんなパジャマなんやろ？｣
｢え、ちょっと待って。
嫌な予感してきた｣
｢なんやねん嫌な予感って｣
｢しげ、待ち構えてるとかないよな？｣
｢のんちゃん、怖いこと言わんとって｣
なんか、胸の中がざわざわしてるねんな。
｢いや、望、何となくわかるで｣
｢やんな？｣
｢あいつも察知能力すごいからな｣
｢あ、ほんなら俺らだけで行くか？
スタッフさん無しで｣
｢それありかも｣
てことで、俺らがハンディと、
急遽胸元カメラで対応。
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作者名：ななはち
| 作成日時：2023年5月16日 3時
