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橙｢重岡休みか。
風邪流行ってるから、みんな気をつけてや〜｣
しげが休み。
珍しいこともあるもんや。
帰りのホームルーム前。
橙｢誰か、しげに連絡帳書いたってくれへんか？｣
緑｢あ、俺書く｣
橙｢おお、モンチありがとう！
やっぱり委員長、助かるで｣
封筒を受け取って、
近かったしげの席に座って、
明日の連絡を記入していく。
封筒の中には、
机の中に乱雑に入れられたプリント類を入れて。
青｢誰の書いてるん？｣
緑｢しげの！｣
昔は、よく熱出してた俺に、
しげが連絡帳届けてくれてたなあって。
今度は俺がやってあげる番。
青｢ふーん、ま、俺の方が勝ってるけど｣
緑｢へ？｣
橙｢そろそろホームルーム始めるでえ。
帰る準備はよせーやぁ｣
藤井君の言葉の意味は曖昧なまま、
放課後になってしまった。
緑｢どうゆう意味やと思う？｣
桃｢それは絶っっっ対嫉妬！ヤキモチ！｣
緑｢え、そうかな・・・｣
桃｢俺の方がしげより、神ちゃんのこと好きなん勝ってるから。
って言いたかったんやって！｣
そんなん言われると、
勝手に舞い上がってしまう。
桃｢じゃあまた夜な｣
緑｢うん｣
夜中の電話はもう決定事項。
この半年近く、しなかったことなんかない。
緑｢もうすぐバレンタインや・・・｣
桃『次の日受験やぁ』
2月中旬に受験。
のんちゃんと藤井君も。
しげは3月の一般。
一緒に受ける子と学校まで行ったら、
塾の先生が応援に来てくれてた。
学校の先生に点呼してもらって、
いざ受験。
1週間もせんうちに、合格発表。
午後からやから、
授業をサボって先生とみんなで見に行く。
ボードに自分の番号を確認。
ほっとして、おかんに連絡して。
学校に戻って、桐山先生にも報告。
ハイタッチと、熱いハグをもらって。
放課後、のんちゃんは合格したってすぐに教えてくれた。
藤井君は・・・
あかんかったらしい。
一般までまた受験勉強。
緑｢藤井君が合格するまで、
連絡せんとこうと思って｣
桃『そっか』
のんちゃんはそれ以上何も言わんかった。
やっぱり、合格者とまだの人の間に、
見えない壁がある感じ・・・
それから藤井君に話しかけることも、
はばかられた。
なんか、なんて言うたらいいんかわからん。
今、俺が何言うても、
傷つけてしまうと思ったから。
まだ受験が終わってない、
しげと2人仲良さそうに話してる・・・
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ななはち(プロフ) - 7129さん» 桃くん頑張れ！笑私と青に振り回されてるななちゃんと緑くん、可愛いなあ🥰 (5月9日 11時) (
レス) @page33 id: ef79629cea (このIDを非表示/違反報告)
7129(プロフ) - ちょっと桃くん切ないのですが！ななはっちゃんに振り回されてるぅ😂 (5月9日 6時) (レス) @page33 id: f02b13cfb6 (このIDを非表示/違反報告)
ななはち(プロフ) - ゆいさん» ゆいさん教えて下さりありがとうございます！ (2023年3月13日 19時) (レス) id: ef79629cea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななはち
| 作成日時：2023年3月13日 13時
