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隣は大学生くらいのカップル。
反対側は制服着た高校生カップル。
その間に挟まれたのんたちは、
カップルに見えるんかな。
｢のんちゃん？｣
彫刻みたいに綺麗な顔に見つめられたら、
のん、茹でダコで湯気で出来そう・・・
｢ちょっと、お手洗い｣
｢ん、行ってらっしゃい｣
恥ずかしくて逃げてきちゃった。
この格好やから、
一応、女の子と男の子兼用の方に入る。
｢ふう｣
一旦落ち着こ。
のん、こんなん初めてで、
流星君はただの親切なだけかも・・・
親切であそこまでする？
ホワイトモカも奢りやし。
よし。
手を洗って、外に出たら。
｢あ、｣
｢、すいません｣
｢いえ、のんも見てへんかったんで｣
ボーッとしてたんか、
曲がり角でぶつかってしもた。
｢これ、｣
｢すみません。
ありがとうございます｣
薄ピンク色のハンカチ拾ってくれた。
のんが落としただけやのに。
｢可愛いですね｣
｢あ、はい。
のんのお気に入りなんです｣
｢いや、のんちゃんが｣
｢へ？｣
｢のんちゃんめっちゃスタイルいいな。
センスもいいし、俺のもろタイプ。
ちょっと声低め？
ハスキーボイスってのも、｣
え、え、なにこれ。
めっちゃ近い。
ガタイ良くて、ニタニタしてて、
怖い。
｢望、どしたん｣
｢流星君、｣
｢何か？｣
｢あ、いや｣
｢望行くで｣
腰に流星君の腕が回って、
グイッて強引やなくて、
優しく、そって導いてくれた。
それだけできゅんてなる。
多分、触られてる腰は真っ赤っかやと思う。
｢この後どうする？｣
｢ぇ、｣
｢帰す気、ないんやけど｣
はくって、自分の息飲む音、聞こえた。
｢望、歩ける？｣
｢う、ん｣
どうしよ。
心臓が壊れちゃった。
お店出て、駅まで歩く。
流星君、そこからあんまり喋ってくれへんくなって。
どっくんどっくんして、耳が揺れてる。
体全部が心臓になったみたいで。
｢ふは、のんちゃん真っ赤っかや｣
なんでそんなに流星君は余裕そうなんですか？
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なず(プロフ) - ななはちさん» テンポ感！とっても大事ですよね…🥹これからも沢山の作品、見ていきますね！ (4月4日 8時) (
レス) id: fe7b068561 (このIDを非表示/違反報告)
ななはち(プロフ) - なずさん» なずさんありがとうございます🤍気付いて欲しいとこに気付いてくださってる！お話作る上で会話のテンポ感をめちゃくちゃ大事にしようとしてるので！🥹これからもよろしくお願いします！！ (4月3日 22時) (レス) @page8 id: ef79629cea (このIDを非表示/違反報告)
なず(プロフ) - とても 素敵な作品 ありがとうございます 。 長文すみません 。これから も ななはちさん を 応援しております ！❤️🔥 (4月3日 21時) (レス) id: fe7b068561 (このIDを非表示/違反報告)
なず(プロフ) - 初めまして 。コメント失礼します ！今日 作品を見つけて一気見してしまいました。笑 とっても いいお話でした 。周りを気にする 桃ちゃん と 、周り を 気にせず 、桃ちゃんを受け入れる 青くん 。この2人 の 会話 や 心境の変化 、デートにキュンキュンしました。 (4月3日 21時) (レス) @page43 id: fe7b068561 (このIDを非表示/違反報告)
ななはち(プロフ) - こみみさん» こみみさん初コメありがとうございます︎💕︎お話を沢山の方に読んでもらえて、私も可愛い2人をもっと書きたくなりました🥰両親との和解が済んでない桃ちゃんとか、まだ付き合いたての2人とか、見守る赤緑とか、色々楽しんでください！ (2022年9月23日 19時) (レス) id: ef79629cea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななはち
| 作成日時：2022年6月1日 0時
