自己満短編集2

間柄(？×緑 ←赤) ページ6

赤side



Tomohiroわかれた!



全休の月曜日。
土日はバイトで1日潰れるから、唯一の俺の休日。

朝起きて、
夜中は通知来やんようにしてる携帯開いたら、
夜中、というか、明け方に送られてきてたメッセージ。

別れた。ってのは深夜1時半。
会える？ってのが、明け方4時半。


そんなん言われたら、


重岡大毅今日めっちゃ暇やから、何しようか悩んでたとこ ええで会お


カーテン開けて、朝日浴びて、
既に誰もおらんリビング。

顔洗って歯磨いて、トイレ行って、
用意してくれてたコーヒー飲んで、
昨日の、おかんとおとんが出かけたお土産のケーキ食って、
神ちゃんからの連絡待ってた。


多分4時半に送られてきてる時点で、寝不足。

顔洗い終えたタイミングで、
眠いから寝る。とだけ送られてきてたから、
時間はめちゃくちゃある。


ちょっと気になって、部屋に掃除機かけたら、
どんどん気になって、雑巾がけして、
気づいたら、クローゼットも片付けてた。


断捨離もして、気分はすっきり。


多分、すっきりしてるのは、それだけが理由やないと思うけど・・・

最低な奴にはなりたくないから、
眉毛を下げて神ちゃんに会おって決めた。



結局神ちゃんが起きたんは昼の3時。
大学の課題を1個終わらせるだけの時間があった。



神ちゃんの用意が終わるのを待って、4時に待ち合わせ。


結局、性格のせいで、5分前には待ってる俺。



緑｢おまたせ｣


赤｢お、行こか｣



神ちゃんの要望で甘いもの食べたいって、
マックカフェなら、甘いもんも飲みもんも、
ポテトもナゲットもあって、一石二鳥やろ？


マカロンが好きやって、覚えてるねん。

6つ買ったらお得やから、特別好きなわけやないのに、
はんぶんこしよって、提案してた。



緑｢お腹減ってんねん・・・
シャカチキ買ってもいい？｣


赤｢ふふ、ええよ｣



毎回頼むよな。
知ってる。
なんでも全部、神ちゃんのことなら覚えてる。

シャカチキ毎回頼むくせに、



緑｢そんでさ・・・
あ、間違えた。入れるん忘れててんけど｣


赤｢どんまぁい｣



粉入れる前に食べるところから破りよった。
どんくさい所も好きやねん。


別れた、んやからいいよな？
言葉にする訳やない。
俺の心の中で思ってるだけやから。


目の前で嬉しそうに頬張る姿は、
何にも変え難い可愛い、俺だけが今見てる神ちゃんで、
気持ちが溢れそう・・・




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