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橙side
�霤腸箸亮屬�らチャイルドシートを2個持ってきて、
うちの車で出発。
助手席に望。
真ん中に大毅と智。
後ろに流星と崇裕。
橙｢今から何見に行くんやっけ？｣
赤｢トリプルファイブ！
レッド！トリプルレッド！！｣
緑｢ぐりーんやで！｣
紫｢流星は？
何が好きなんやっけ？｣
青｢ぶるー、かっこいいねんで？｣
橙｢のんちゃん何見に行くか知ってるか？｣
桃｢んぅ？｣
赤｢のんちゃんはなあ、
ぴんくがすきやねんでえ｣
緑｢ぴんく、かわいいね｣
赤｢ねー！｣
子供らのお話はずっとトリプルファイブで、
正直一緒に朝見てたから分かったけど、
普段アニメ見やん俺からしたら、
ちんぷんかんぷん。
ちゃんと予習してて良かったわ。
ヒーローショーが始まる頃にはワクワクが止まらへん大毅と智洋と流星。
望は自分の席に座りたがったけど、
暗くなった瞬間にぐずり出したんで、
俺の膝の上。
ショー中は会場の子供らの顔、全部がキラキラしてた。
子供らが喜んでくれるんが、
親の幸せよな。
奥の崇裕もめちゃくちゃ幸せそうな顔して、
双子見つめてる。
のんちゃんも怖がってたけど、
ショーが始まったらワクワクして見入ってた。
ほんまにかわいいな。
ショーが終わったら全員の口が閉じへん。
永遠喋り続けてる。
ここのレッドがかっこよかった。
あそこのグリーンはかっこよかった。
ブルーがあぶなかった。
ピンクがすごかった。
子供の言葉やけど、
興奮してるのは伝わって、
ほんまに連れてきてよかった。
公園着いたら、
お弁当と調達したもの広げて、
お昼ご飯。
休日ののどかな昼は、マジで幸せ。
双子と大毅は早々にご飯に飽きて、
走り回ってる。
それを追いかける望。
望を気にかける3人はお兄ちゃんしてる。
紫｢のんすけおると、
2人のお兄ちゃんぶりが見れてめちゃくちゃ嬉しいわ。
智洋は普段から流星のお世話してくれたりするんやけど、
流星は特に、お兄ちゃんしてるの感動するわ｣
橙｢そうよな。
大毅も、望産まれるまでは、
マジで多動酷いし、
落ち着きないし、
危なっかしいやつやったけど、
自分より小さいんが出来てからかも。
あと、智洋と流星が引っ越してきたのも｣
紫｢2人も、同年代の大毅と、
年下ののんすけが近くにおるから、
寂しい思いさせてるけど、
元気に保育園行ってくれてるんやと思う｣
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作者名：ななはち
| 作成日時：2021年11月28日 20時
