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黄side
橙「淳太君、そろそろ」
7:15 もう家を出ないと間に合わへん。
なるべく早く行って、早く帰ってくる。
夜ゆっくり子供らとの時間を、取れる方がいいかなって。
黄「大毅、のんちゃん、行ってきます」
玄関までお見送りに来てくれた2人に声をかける。
照史に抱っこされてるのんちゃんはまだぐずり顔。
赤「っ、いっ、らっしゃい・・・」
桃「あ"ーーーー!!」
黄「のんちゃん、お利口さんしててな?
今日も頑張るぞ、おー!」
保育園での見送り同様、
掛け声と腕を上げれば、
真似して「おー!」って拳突き上げてくれる。
かんわい。
黄「大毅も、レッドになる修行頑張ってな?
おーする?」
赤「じゃんけん!」
それぞれのお別れの挨拶をして、立ち上がる。
黄「じゃあ、照史、行ってきます」
橙「ん、行ってらっしゃい」
ルーティンを終えて玄関のドアを開ける。
あーあ、照史いいな。
今日はほぼ1日、子供らとデートやん。
俺も2人に癒されたいなー。
携帯を開けば、ロックもホームも2人の写真。
気合いを入れ直して、
駅へと向かった。
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作者名:ななはち | 作成日時:2021年11月28日 20時