兄弟(JW赤×緑)

赤side ページ39

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ともが緊張してたから



赤｢とも｣



俺が呼んだら嬉しそうにこっち見るのに


途端に泣きそうな顔するから



赤｢おいで｣


緑｢…あかんよ
おかん達戻ってくるかもしらん｣


赤｢大丈夫やから、｣



テーブルに携帯ゲーム開いて置いとく


隣座っててもゲームしてたって言えばいけるやろ



赤｢とも、緊張してるん？
一緒に風呂入るん｣


緑｢っ//、にぃ、大ちゃんは？｣


赤｢してるで、ほら｣



ともの耳を俺の心臓に寄せる



緑｢わ、めっちゃバクバクしてる｣


赤｢やろ、ともだけちゃうよ｣


緑｢…嬉しい｣


赤｢嬉しいん？｣


緑｢うん、大ちゃんも
とものこと好きなんやって｣


赤｢大好き、愛してる｣


緑｢んっ｣



ちっちゃな唇


甘い香りに誘われるように吸い付く



緑｢ん…｣


赤｢…はぁ、ごめん
止まらんようなってまうから、

よし！風呂行こか！｣



あんな可愛い声聞いたらアカンわ


やばなってまう前に、
ってもうやばいんやけど
とりあえずタオルとか用意されてるやつ持って
2人で大浴場まで



ちょうどオトンと入れ違い



父｢お前ら遅かったな｣


赤｢ゲームしとってん｣


父｢そぉか、ほな帰っとくわ｣


赤｢あいあーい、｣



人数分の鍵を貰ってるからどうってことはない



さあさ、これからともとお風呂ですよ！


相変わらず脱衣所ん時から目は合わず


俺のが先に脱いで浴場に入る


その後からそそくさと俺とはちょっと離れた洗い場で体洗ってるとも


当然、俺のが先に洗い終わって
温泉に浸かりにいった


ちょうどこっからともが洗ってる背中が見える


めっちゃええ眺めやん


風呂に浸かりながらずっと見てた
一生飽きへん気する


全部洗い終えたともがクルってこっち見て



緑｢////｣



真っ赤っかや
俺に見られてたん気付いてなかったんやろな



赤｢とも、おいで
あったかくて気持ちぃわ｣


緑｢…//｣



とてとてこっちに歩いてきてんけど


露天風呂に逃げてもた

それ追いかけて俺も露天風呂に




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