ハイスペックなニートが好きな少女は#コンパスの世界にトリップしたようです

11話 ページ16

マルコスside

「ねぇねぇマルコス！マルコスは今の生活？楽しい？」

めっちゃ笑顔……
マル「今の生活？まあそれなりに楽しいかなぁリリカちゃんいるし…」

いつもも楽しいんだけど、Aちゃんが来てから半日しか経ってないけどすごく楽しかった。

「そっか！それならいいや！コンパスの世界に
来る前？はつまらなかったんでしょ？」

マル「まぁ…そうかな…」

そうだなぁ…あまり前の世界のことは覚えてないけどあまり楽しかったとは思えないな…

「まあでも推しキャラが近くいたらそりゃ楽しいよねーw 私もだけど( ･´ｰ･｀)ﾄﾞﾔｧ←」

マル「まだ半日しか経ってないよ？w」

「まだ半日しか経ってないけど楽しかったんだ！」

マル「Aちゃんはさ、元の世界に戻りたい？」

自然と、この言葉が出ていた

「…戻りたくないって言ったら嘘になるけどでもまだこの世界にいたいとは思う……かな……」

そしてAちゃんのこの言葉に、安心した僕がいた気がした
僕はAちゃんに戻って欲しくないのかもしれない

「そっか…」

そんな自分の気持ちに驚いてこんな返事しか出来なかった

「だってここには推しキャラが沢山いるのにもうちょっと楽しまないと勿体ないじゃん？(???)」

マル「それはそうだねw」

「だから…まだ戻りたくないかな」

マル「そっか…まだこのバグがいつ戻るかわかんないからそれまでいっぱい楽しも？」


「……！うん！」


┈┈
「それまでいっぱい楽しも？」
この言葉も自然と出ていた。
僕はAちゃんには戻って欲しくはないんだと思う
でもそれは叶わない事だから、僕はせめてAちゃんに楽しんで欲しかったんだと思う

……僕の心はどうしてしまったんだろう
今までこんなことは無かったのに。



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なんか微妙←

マルコスの心情が……！
ついに……

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