邪魔すんなや ページ10
真昼side
俺はニヤリと少し口角を上げた。
そして、俺が手品師の吸血鬼に襲いかかろうとした瞬間。
((ドン
((ガシャアアアンッ
は?え・・・・
クロが手品師をぶっ飛ばした。
オイ・・・・テメェェ・・・・
いま俺がコイツに殴りかかろうとしたっつーのに・・・・なんつー事してくれてんだオラァ(怒)
俺が怒りに溢れているとき、クロが
クロ「といあえず逃げるぞ」
((ぴゃっ
俺はそんなクロを見て少し落ち着いた。
ってそんな落ち着いてる場合じゃない!!
真昼「待て待て待て!!ちょクロ〜っ」
((ずるずるずる
やっぱコイツ嫌いだ!!
俺たちは路地裏?みたいなとこに来ている。
ここなら喧嘩しやすいぞ
・
・
・
・
じゃなくて!!
真昼「お前が逃げてどーすんだよ!」
クロ「な・・何しやがる・・・はなせ・・・・オレはあんなイカれた吸血鬼とは向き合えねー・・」
真昼「同じ吸血鬼だろ!!お前しか向き合えねーよ!!」
クロ「オレの知り合いじゃねーのは確かだ。オレとは関係ねー・・・」
なんだよコイツ・・・
真昼「友達がやられたんだ!!あいつ放っといたらみんな殺される。誰かが止めなきゃ・・・」
「めんどくせー・・・」
クロ「何も出来ねぇ。自分には力なんかねぇ。誰かどうにかしてくれ。誰か。誰か。・・・・みんながそう言うんだから、オレも
関係ないって
面倒くさいって
そんなのただの言い訳じゃないのかよ
((ボッ
手品師「あァ〜!!ボクが目立ちたかったのにィ〜!!どこ行ったァ!?・・・あ?・・・それ。まだ生きてたァ?ボクを無視するからそォいうことになるんだよォ〜?」
手品師がまた龍征を襲おうとしてる。
真昼「・・・じゃあお前だけ逃げろ!!」
俺はクロを置いて一人で吸血鬼の方に行った。
虎雪「助けて。誰か・・・っ」
虎雪が助けを求めてる。
「誰か」「誰か」っていつだってみんなが思ってる。
そのほうが楽だとか 自分にはどうにも出来ないとか。
―――――でも いつだってその「誰か」に名乗り出てくれる人がいるから
この世界は まわってるんだ。
真昼「龍征連れて逃げろ!!早く!!」
俺は虎雪に向かって叫んだ。
手品師「あ〜んまり派手なマネしてっとォ・・・殺すぞォ?」
「・・・お前みてーな奴が一番めんどくせーんだ・・・」
俺もその「誰か」になりたかった。
俺が
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ナイトメア - すごい つづききになります (2018年12月31日 17時) (レス) id: e40bc9480f (このIDを非表示/違反報告)
レイナ(プロフ) - にゃん丸さん» ありがとうございます!!面白く出来ていてよかったと思います☆ (2018年7月30日 18時) (レス) id: 7bda2fd29b (このIDを非表示/違反報告)
にゃん丸 - 凄い面白いですwお二方共、体調をくずさない程度に更新頑張ってくださいね! (2018年7月30日 13時) (レス) id: 32bf2aa5e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:☆憂鬱少女★&レイナ x他2人 | 作者ホームページ:なし
作成日時:2018年5月27日 22時