最終日 ページ47
A side
久しぶりの家！！
『いやぁー久しぶりですな！』
な「俺ん家だけどここ」
『半分私の家だよ』
なんか私がいない間に散らかっては居るけど……
あ、所でみんなは悠くんどーなったのか気になるよね！
悠くんは新しいバンドメンバーの人達と日本中回ってライブハウスでライブをやって行くらしい。
お別れの挨拶出来なかったけど今の私にはそれが一番なのかもしれない。
悠くんに合わせる顔無かったもんね。
な「ねーA」
ふと呼ばれた方を見る。
『！！』
すると、窓から沢山の花びらが吹き込んできていた。そっか、もう桜の季節なのかと呑気に思ったりもする。
カーテンはヒラヒラと風に揺られ、花びらはふわふわと風に乗って部屋中に舞っている。
まるで、梓の髪色みたい。
な「どー？感想は？」
梓はそう言って私の肩に手を置いてくる。
この手を払えない時点で私はもう梓に溺れている。
『梓みたい…』
な「ははっ…そっか」
梓は何処か期待していて喜んでいて寂しげな目をしてる。なんで……？
な「A。俺、Aが倒れてからAが居ないとダメだって気づいた。
いつだって俺を笑わせてくれて、俺を励ましてくれて、学校もリスナーに付きまとわれてあんま楽しくなかったけどAが居てくれて楽しかった」
ここまで言った梓の顔を見て思わず驚いた。
だって彼は、涙を流していたから。
な「もう二度とAはここに戻ってきてくれないんじゃないかなって…もう二度と会えないんじゃないかって……
この気持ちを伝えられずに終わるんじゃないかって」
な「A。君のことを一生愛せる自信があります。俺と、付き合ってくれませんか…？」
．
．
．
彼が告白したのは ある、春の日。誰かが死んで、生まれて、散っていく………
そんな 儚く回る、世界のたった
結局彼は少女を救えたのでしょうか？そんなのその場にいた2人にしか分からないのです。
儚く散ってしまうこの世界で、結ばれる事が出来たのでしょうか。
これは、自傷に明け暮れていた少女が少年に恋する物語だったのです＿＿
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黒瀬@YouTuber(プロフ) - ゆもちさん» ありがとうございます！！ (2020年3月24日 6時) (
レス) id: e0ebe76c41 (このIDを非表示/違反報告)
ゆもち(プロフ) - 更新きちゃ〜！！！ 嬉しい限りです…！！！ 無理のない程度に更新がんばってください！！！ (2020年3月24日 3時) (レス) id: f7a618a47d (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬@YouTuber(プロフ) - yumeさん» ありがとうございます！！！ごめんなさいっ！近いうちに更新します！ (2020年3月21日 13時) (レス) id: e0ebe76c41 (このIDを非表示/違反報告)
yume - めっちゃはまりました！ どうか続きを(;ー;) (2020年3月19日 20時) (レス) id: 77e016034c (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬@YouTuber(プロフ) - 奈留さん» ありがとうございます！！最近勉強が忙しくて中々更新出来ないと思いますがよろしくお願いしますね笑 (2020年2月10日 21時) (レス) id: e0ebe76c41 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒瀬 なを | 作成日時：2019年3月26日 10時
