◆98. 貴女side ページ9
その様子を黙ってみていたいのっちが、何かに気付いたらしく口を開いた。
「……えっまさかその為だけに呼んだんですか、坂田さん」
「うるせぇな！！ 外で渡そうと思ってたけどかばん楽屋に置いてきちゃってたんだよ！！」
「馬鹿だコイツ、、、」
「！？ｻｶﾀｻﾝｶﾜｲｲ」
「坂田家さんはあんまり坂田を甘やかさない方がいいよ」
「だって……だって…」
いのっちに叫んだのを見て思わず口を両手で覆った。そんな私を見て、坂田さんはウインクとか投げキスとか冗談半分でしてくれた。
……私はもうすぐ死ぬのかもしれない。
「てかさ、黒崎ちゃん帰れるの？」
「え？」
「終電もうすぐ終わる…よね」
うらたさんは壁に掛かった時計を指差した。時間が止まった。
何か言おうと、必死に言葉を探したけど私が言う前に坂田さんが口を開いた。
「うぇ、えっ！？？ そんなに話してたの！？ えっと、その黒崎ちゃんごめん！！！」
「いや、大丈夫で…すけど、、泊まるところが……」
「俺らのホテルに電話してみたら？ あと一部屋空いてませんかって」
「っ！！ それだ！ナイスいのっち！」
坂田さんはすぐにスマホで電話を掛け始めた。その隣で、わざわざすみませんと頭を下げる。
先に部屋取っておくべきだったな……失敗した。
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林檎 - センラさんイケメンすぎて一話から一気読み (2016年8月24日 0時) (
レス) id: 6c50a9e769 (このIDを非表示/違反報告)
林檎 - センラさんやっぱイケメン☆ 高坂の友達、高坂がいい子やったら世界終わっとるわ(°д°) (2016年8月24日 0時) (レス) id: 6c50a9e769 (このIDを非表示/違反報告)
倖花@ラ - ああああああ高坂ああああああ！！！！！！ (2016年7月25日 20時) (レス) id: fee80d7b8b (このIDを非表示/違反報告)
長月(プロフ) - フォロー失礼します!! (2016年7月25日 19時) (レス) id: afcb112c4c (このIDを非表示/違反報告)
ゆおん(プロフ) - 長月さん» ありがとうございますー！！はい、大丈夫です！ (2016年7月25日 19時) (レス) id: 46f4f5d279 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆおん | 作者ホームページ：http://http://uranai.nosv.org/u.php/hp/_yyyy/
作成日時：2016年6月15日 19時
