◆96. 貴女side ページ7
いのっちの言葉を無視して、うらたさんはキラキラした表情で私に話しかける。
「えっ、じゃ聞きたいんだけどさ! あれホント? ガチだったらやばくない? ちょっとまだ信じられないんだけど」
「え? ちょっと何の話がよくわからないんですが……」
不安気に視線を坂田さんに動かすと、「あぁ」と何か気付いたらしい。
机の上に置いてあったペットボトルのお茶を開けて、一口飲んでから坂田さんら口を開いた。
「あの、LINEで話したの。「黒崎ちゃんがセンラの幼馴染み」って話をね。
そしたらうらさん電話かけてきてさー」
「普通びっくりするだろ!?」
「……なるほど。ホントですよ」
そう告げると、うらたさんは口をぽっかり開けて「信じられない……」と呟いた。そんなに珍しいことかな? と首を傾げたら、坂田さんがハッとしたように叫ぶ。
「あ!! 黒崎ちゃんを呼んだ理由! 思い出した!」
「理由?」
聞き返すと同時、突然坂田さんはカバンをがさごそ探り出した。
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林檎 - センラさんイケメンすぎて一話から一気読み (2016年8月24日 0時) (レス) id: 6c50a9e769 (このIDを非表示/違反報告)
林檎 - センラさんやっぱイケメン☆ 高坂の友達、高坂がいい子やったら世界終わっとるわ(°д°) (2016年8月24日 0時) (レス) id: 6c50a9e769 (このIDを非表示/違反報告)
倖花@ラ - ああああああ高坂ああああああ!!!!!! (2016年7月25日 20時) (レス) id: fee80d7b8b (このIDを非表示/違反報告)
長月(プロフ) - フォロー失礼します!! (2016年7月25日 19時) (レス) id: afcb112c4c (このIDを非表示/違反報告)
ゆおん(プロフ) - 長月さん» ありがとうございますー!!はい、大丈夫です! (2016年7月25日 19時) (レス) id: 46f4f5d279 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆおん | 作者ホームページ:http://http://uranai.nosv.org/u.php/hp/_yyyy/
作成日時:2016年6月15日 19時