chapter34 ページ1
※なかっち様 & ひー。様リクエスト。
合わせ技の長めの話でいきたいと思います。
◆side:Geek
ウサギちゃんが酷い事された、あの日から。
みんなの空気が、ちょっとギクシャクしてるような気がする。
特に、ウサギちゃんとスコちゃん。
まぁ、妙な思い込みでスコちゃんが勝手にウサギちゃんを避けてるだけなんだけど。
いつも一緒のふたりがくっついてないだけで、こんなにも家族の雰囲気に影響しちゃうんだ。
そーいう空気には鈍感なおれが気付くくらいだから、たぶん相当なもの。
コレをどーにかしたい。
すっごい明るくなくてもいい。
とりあえず、前みたいに戻ってくれれば。
・・・とはいえ、おれの仕事は裏方で。
みんなのテンションを、上げられるような技術は無い。
どうしよう。
悩んで悩んで。
思い出したのは、いつかの幽霊騒動。
あの時は、弟くんにしてやられたけど・・・
もしかしたら、“アレ”が使えるんじゃないかな?
「弟くんに頼みがあるんだけどさ」
「どうしたの? オニイチャンから来るなんて珍しいね」
というワケで。
やって来たのはゆーりくんの部屋であり、弟くんの部屋。
そして今回話しに来たのは、弟くんの方。
いつもは無差別に仕掛けられるイタズラに辟易したりしちゃってるけど。
そのイタズラのひとつが、もしかしたら役に立つかもしれないんだから。
ほんと、どこで何が活きてくるか分からないよね。
「いや、性別転換剤が欲しいんだけど・・・ある?」
282人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
NMダイキング担 - いつまでも待ってます!!続きが楽しみです! (2019年8月14日 14時) (レス) id: 238f9174c4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうみ(プロフ) - とても面白くて1から8まで一気に読み進めてしまいました!更新いつまでもお待ちしておりますので、こらからも頑張ってください! (2019年7月23日 20時) (レス) id: bea5fb83fd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ