すき. 55 ページ11
*貴方side
セ「それで、ものすごく言いづらいこと...なんやけど」
セ「あの水樹がおるグループ、やばいから近づかん方がいい」
久しぶりにお昼一緒に食べられるーと思えば唐突な話題。
今私たちは中庭でふたりきりだ。
『えーと、うまく理解できないんだけど...』
んー、なんて言えばいいんやろと唸る瀬戸くん。
セ「俺も一応生徒会長やからさ、個人情報ちょっとは握ってるんよね。
それでちょっと...俺らのバンド狙ってるのもあって...」
セ「やからさ、あんまり一緒におらんほうがええと思ってる。
......仲良くなったばっかりなのに、口出ししてごめんな」
『...?うん、わかった』
瀬戸くんたちのバンド狙ってる?一緒にいない方がいい??
確かにいつもお昼、瀬戸くんがかっこいいとかしまさんすきーとか言ってるけど。
理解力が乏しいからか、曖昧な返事しか出てこなくて焦る。
『じゃあ私、瀬戸くんたちといればいいの?』
そう聞くと、瀬戸くんは急に顔が赤くなって、えーと...と焦った。
瀬「そ、それもやばいかもしれんけど...うん、まぁいつも通りでええねん」
『わかった!』
安心して、そういえばさ、と最近あった話を話した。
瀬戸くんは不安そうな顔で、うんうんと頷いて話を聞いてくれた。
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稀乃(プロフ) - でぃあぼろさん» コメントありがとうございます!中々更新できずすみませんm(__)m 頑張ります! (2018年3月1日 0時) (レス) id: fc19b0be79 (このIDを非表示/違反報告)
でぃあぼろ - 続編出てたから読んだけどやっぱり好きやわー(^^*)面白い!更新頑張ってください!応援してますー (2018年2月26日 18時) (レス) id: 5a6bf90cf8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:稀乃 | 作成日時:2017年12月15日 17時