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朝から激しい雨が降っている。
相葉は落ち着きなく部屋をウロウロしている。
遠くで雷が鳴り始めた。
朝から相葉は水分を摂取していない。
お漏らしを考えた結果だと大野は思った。
雷がだんだんと近づいてくる。
相葉はベッドで布団を被り震えている。
大野と二宮は部屋の隅で様子を伺っている。
「うわー」
「結構な雷だね」
「相葉くん、大丈夫かな」
「まーちゃんには俺達の声は聞こえてないと思います」
「まさきくんが出て来るかな」
「二宮先生はまさきくんと話がしたいんですね」
「すご・・」
「ごめんなさい！ごめんなさい！」
「あっ、まーちゃん」
「ぶたないで！ごめんなさい！」
「まさきくん、ぶたないよ」
「だれ？」
「おーちゃんだ」
「ぶたない？おーちゃん」
バスタオルを持って相葉に近づいて話しかけた。
いや、相葉ではないまさきだ。
バスタオルを腰に巻いて着替えている。
裸になるわけではないようだ。
二宮はその様子を見てメモを取っている。
まさきは着替えて大野の横に座っている。
二宮は話しかけた。
「まさきくん」
「だれ？まさきをぶつ？ぶたない？」
「ぶたないよ、まだ4才だもんな」
「4才でも、おもらしはしちゃいけないんだって」
「誰に言われた？」
「おじさん」
「そっか、雷まだ怖い？」
「うん、まだやまない？」
「まだだね」
「おじさんがおこる」
「おじさんには会わないから大丈夫」
「じゃぁ、まさきをぶたない？」
「誰もぶたない」
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SEN(プロフ) - めいさん» こんばんは。そう言っていただけて嬉しいです。短編ですが気に入って頂けたら嬉しいです。 (2020年10月28日 22時) (
レス) id: 083cc7bfe9 (このIDを非表示/違反報告)
めい(プロフ) - SENさん新しいお話本当にありがとうございます。マイページを開くたびにSENさんのお話がないかなと思っていたのですごく嬉しいです。SENさんの暖かい優しいお話が大好きです。続きを楽しみにしています。 (2020年10月28日 19時) (レス) id: b0a188705c (このIDを非表示/違反報告)
SEN(プロフ) - あのひさん» お早うございます。そう言っていただけると嬉しいです。愛され雅紀くん、頑張ります。 (2020年10月28日 6時) (レス) id: 66e7fdf5ce (このIDを非表示/違反報告)
あのひ(プロフ) - 久しぶりにSENさんの作品が読めるのが嬉しいです。SENさんの描く雅紀くんが大好きです。 (2020年10月28日 2時) (レス) id: 2bf0d880c6 (このIDを非表示/違反報告)
SEN(プロフ) - 瑠綺さん» コメントありがとうございます。久しぶり過ぎて可愛い雅紀くんの書き方忘れちゃいました。短編ですがよろしくお願いします。 (2020年10月27日 22時) (レス) id: 66e7fdf5ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：SEN
| 作成日時：2020年10月27日 19時
