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「マサは小さい時から感情が育ってないんだ」
「まーくん・・」
「それをこれから教えていくんだ」
「俺達は手伝える？」
「潤や和も教えてやってくれ」
「どんな事を？」
「俺達だって、嬉しい事ってあるだろ？」
「あぁ」
「小さな事でいいんだ」
「大野さん、具体的に言ってください」
「潤や和が嬉しいと思う事なら何でもいいんだ」
「・・・」
「ただなぁ・・」
「なんです？」
「アパートにはあまり行かない方がいい」
アパートから帰る時、寂しそうな顔をする。
引き留めたいのに我慢しているのが丸判り。
それが判ってて、相葉を１人残してドアを閉めるのは辛いのだ。
ドアの向こうで泣いてるかと思うと辛いのだ。
「じゃぁ、どこで雅兄に会うんだよ？」
「シフト表はもらってるから、俺が和の店に連れ出す」
「来てくれるでしょうか？」
「マサは少し変わったよ」
「本当に？」
「あぁ、きっと外に出てくれると信じてる」
「施設には来てくれないんだな」
「まだ無理だな」
「施設に何かあるの？」
「潤、もう少し待てって言ったろ？」
「大野さん」
「ん？」
「まーくんは蓬莱さんと似た雰囲気だったって聞いたけど・・」
「・・・」
「蓬莱さんは・・」
「あの人の事は絶対、口にするな」
松本と二宮は複雑な顔をする。
今の大野の言葉で、蓬莱が関係してると感じるのだ。
それでも、今は大野の言う通りにしよう。
少し変わったという相葉と共にいようと思うのだ。
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櫻葉栞 - SENさん» そうですか、ありがとうございます。私は基本、自分が出る小説ばかりを読んでいたので、少し気になって聞いてみただけですっ！すみません… (2015年4月27日 23時) (
レス) id: 0e45d56a59 (このIDを非表示/違反報告)
SEN(プロフ) - 櫻葉栞さん» こんばんは。言葉が足りませんでした。登場設定は出来ません。質問の答えになってますか？すみません・・。 (2015年4月27日 23時) (レス) id: 89dcd28b85 (このIDを非表示/違反報告)
櫻葉栞 - 質問なのですが、この小説に自分は出てきますか？ (2015年4月27日 22時) (レス) id: 0e45d56a59 (このIDを非表示/違反報告)
SEN(プロフ) - 碧さん» こんばんは。少しずつ溶けていってますかね？それだと嬉しいです。続きも楽しんでくださいませ。 (2015年4月27日 19時) (レス) id: 89dcd28b85 (このIDを非表示/違反報告)
碧 - こんばんは。雅紀の心にある大きな氷が少しずつ解けてきてますね。続きが楽しみです。 (2015年4月26日 22時) (レス) id: 8eb482458f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：SEN
| 作成日時：2015年4月7日 23時
