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大野はその時から相葉は幸せを諦めたのかもしれないと思った。
施設に来て、１年で母親に再会した。
辛い暮らしに戻りたくなかったら黙っていろと言われ。
相葉は諦めたのだ、普通の幸せを。
そして、蓬莱が亡くなる時に幸せになるのは許さないと言われた。
愛をくれるはずの母親から言葉の刃を向けられた少年。
他人を信じなくて、愛を信じなくて・・。
笑えなくても当たり前だ。
「気付いてやれなくて・・ごめんな」
「サト・・」
「辛い思いをさせてごめんな」
「いいんだ」
「良くない！」
「・・・」
「ずっとそばにいたのに、お前の苦しみも、悲しみも知らなくて・・」
「子供達が無事なら、それでいい」
「親父達に言えば、追い出せただろ！」
「言えない」
「何で？」
「俺が息子だって話したんだ」
「・・・」
「そばにいたいって言ったんだ」
どこまでも、相葉の先回りをする母親。。
大野の両親は何も言わなかったのだろうか？
蓬莱が死んだのは、相葉が１８歳の時だ。
施設の子供達を毒草から守るため、１人で耐えていたのだ。
だから、今も笑えない？
幸せになる事を拒むのだろうか？
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櫻葉栞 - SENさん» そうですか、ありがとうございます。私は基本、自分が出る小説ばかりを読んでいたので、少し気になって聞いてみただけですっ！すみません… (2015年4月27日 23時) (
レス) id: 0e45d56a59 (このIDを非表示/違反報告)
SEN(プロフ) - 櫻葉栞さん» こんばんは。言葉が足りませんでした。登場設定は出来ません。質問の答えになってますか？すみません・・。 (2015年4月27日 23時) (レス) id: 89dcd28b85 (このIDを非表示/違反報告)
櫻葉栞 - 質問なのですが、この小説に自分は出てきますか？ (2015年4月27日 22時) (レス) id: 0e45d56a59 (このIDを非表示/違反報告)
SEN(プロフ) - 碧さん» こんばんは。少しずつ溶けていってますかね？それだと嬉しいです。続きも楽しんでくださいませ。 (2015年4月27日 19時) (レス) id: 89dcd28b85 (このIDを非表示/違反報告)
碧 - こんばんは。雅紀の心にある大きな氷が少しずつ解けてきてますね。続きが楽しみです。 (2015年4月26日 22時) (レス) id: 8eb482458f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：SEN
| 作成日時：2015年4月7日 23時
