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相葉がレストランを辞めた。
大野が様子を見に行くと、辞めたと言ったそうだ。
遊びになんか行かない相葉。
給料は必要経費以外はほとんど残っている。
今すぐに新しい仕事を探す必要はない。
もう、何度も繰り返してきた事。
「何でだろうな」
「ここに来てって誘ったんだけど・・」
「断られたんだろ？」
「うん、あっさりと」
「もう何軒目？」
「さぁ、数えるのも飽きた」
「サト兄が心配してる」
「ん？」
松本は窓から外を見て、小さく話し出す。
「この間、雪が降っただろ？」
「うん」
「サト兄が思ったんだって」
「何を？」
「消えてしまいそうだって」
「消える？」
「脆くて危うい雰囲気で、怖かったって」
「・・・」
「雪の日ってあの日と同じだろ？」
「・・・蓬莱さん？」
「うん」
蓬莱という人物は昔、大野の施設で働いていた女性。
旦那から度重なる暴力を受け、遠い街から逃げて来た。
力尽きて施設の前に倒れていたのを、大野の両親が保護したのだ。
行く所がないのなら、と施設で働いてもらう事にした。
彼女は食事係りを担当していた。
空いた時間は掃除や洗濯もする。
ただ、いつも怯えたような顔をしている。
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櫻葉栞 - SENさん» そうですか、ありがとうございます。私は基本、自分が出る小説ばかりを読んでいたので、少し気になって聞いてみただけですっ！すみません… (2015年4月27日 23時) (
レス) id: 0e45d56a59 (このIDを非表示/違反報告)
SEN(プロフ) - 櫻葉栞さん» こんばんは。言葉が足りませんでした。登場設定は出来ません。質問の答えになってますか？すみません・・。 (2015年4月27日 23時) (レス) id: 89dcd28b85 (このIDを非表示/違反報告)
櫻葉栞 - 質問なのですが、この小説に自分は出てきますか？ (2015年4月27日 22時) (レス) id: 0e45d56a59 (このIDを非表示/違反報告)
SEN(プロフ) - 碧さん» こんばんは。少しずつ溶けていってますかね？それだと嬉しいです。続きも楽しんでくださいませ。 (2015年4月27日 19時) (レス) id: 89dcd28b85 (このIDを非表示/違反報告)
碧 - こんばんは。雅紀の心にある大きな氷が少しずつ解けてきてますね。続きが楽しみです。 (2015年4月26日 22時) (レス) id: 8eb482458f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：SEN
| 作成日時：2015年4月7日 23時
