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タイミングよく車の音がした。
それぞれに挨拶を交わし、まずは腰を落ち着け休憩となる。
雅紀もすぐに動こうとは言わない。
一緒にいればそれでいい、それが楽しい。
「翔」
「はい？」
「これ、頼まれてやつ」
「何でしたっけ？」
「お前・・」
「・・・あーーーあーーー思い出した！」
「あなた大丈夫？」
「おばさん、言わないで」
「翔くん、それ何だ？」
「ふふっ、あのね青年団の服」
『はぁ？』
みんなの前に広げた服。
南国らしいデザインの色違いでそれぞれの左袖に小さく名前が入っている。
「智」「翔」「雅」「和」「潤」。
さすがに背中というには櫻井や大野には恥ずかし過ぎる。
いや、雅紀以外はみんなも恥ずかしいだろう。
「どう？」
「何か恰好いいじゃないですか」
「智くん、どう？」
「いいねぇ」
「翔さん、いつ頼んだの？」
「今年の初め？」
「しょーちゃん、なぁに？」
「これが雅紀のね」
「これ、まさきの？」
「そうだよ、みんなと一緒ね」
テラスのテーブルの上に並べられた服を雅紀は嬉しそうに眺めている。
「みんな？みんな？」
「そう、これが・・」
「あーーこれ、かずなり！これ、さとし！」
「おっ雅紀、読めるのか？」
「むーちゃん、まさき書けるよぅ〜〜」
「凄いなぁ」
「うん！」
「翔ちゃんと潤くんは、まだなんですけどねぇ」
「カズ、煩い」
ゆっくり食事をして、お土産の服を見ながら楽しい時間。
両親は１年間の雅紀の様子を櫻井達から聞きたがった。
疲れてはいませんか？
そう何度も聞くが、飛行機や船で休んで来た。
雅紀の様子を少しでも多く知りたいと２人は言う。
お茶を飲みながら、練習帳を見ながら微笑み合う両親。
この島に来るたびに息子の成長を感じられる。
島に下りた時からみんなに愛されているのが感じられる。
櫻井から服を作ってくれと言われて雅紀との繋がりが出来た。
それがまた嬉しかった。
その雅紀は両親の作ってくれた服を持って昼寝をしている。
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SEN(プロフ) - 碧さん» こんばんは。両親にとって忘れられない日になりました。お母さんには辛かったけれど、やはり親子の絆でしょうかねぇ。 (2014年9月14日 22時) (
レス) id: d00166a755 (このIDを非表示/違反報告)
碧 - こんばんは。さーちゃんも大きな壁乗り越えましたね。雅紀の料理を食べたり、川の字で寝たり、２人にとっては最高の休日ですね。 (2014年9月14日 21時) (レス) id: 72328cd3b4 (このIDを非表示/違反報告)
SEN(プロフ) - まさきさん» お早うございます。 そう思って読んでいただきありがたいです。やっと呼んでくれました(^O^) (2014年9月14日 8時) (レス) id: d00166a755 (このIDを非表示/違反報告)
まさき(プロフ) - おはしょうございますぅ いっつもあったかぃ気持ちになりながら読ませていただいてますです(*^^*) 『とぉちゃ、かぁちゃ』嬉しいです 優しい気持ちになれました (2014年9月13日 10時) (レス) id: 7aab669516 (このIDを非表示/違反報告)
SEN(プロフ) - 碧さん» お早うございます。みんなが悔しい思いをし、泣いた一日だったでしょうね。さすがに智お兄ちゃんですね(笑) (2014年9月9日 10時) (レス) id: d00166a755 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：SEN
| 作成日時：2014年9月2日 10時
