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微妙な距離の取り方の判らない２人。
大野の言う「頑張りどころ」なのだろう。
雅紀を怖がらせないように。
追い詰めないように。
「海」に近づいている雅紀に自分達が出来る事。
難しい顔をしながら、美味しくない酒を飲みながら夜は更けて行く。
「智くん」
「ん？」
「ニノは苦戦してるねぇ」
「そうだなぁ」
「潤もちょっと怖いみたい」
「だろうな」
「今、仕事は？」
「俺？ちょっと休みだ」
「ニノに休憩させてやってよ」
「だな・・(笑)」
「この前、雅紀が小さい時を思い出したって言ったでしょ」
「おぉ」
「自惚れじゃないけど、やっぱり俺かなぁ」
「連れて入るの？」
「うん」
「そうかもな」
「でも、まだ水に触れないしね」
「焦っちゃダメだぞ？」
「うん」
隣りの部屋で眠る雅紀を見ながら酒を飲む大野と櫻井。
明日の土曜日は松本が帰って来てるから本当は二宮の店に行くつもりだった。
それでも、二宮は疲れている。
櫻井は雅紀と家でゆっくりしようと思っている。
この海から少し離れた家。
加速的に「海」に近づいている雅紀。
それと同時にあの小さな欠片から零れ落ちる良くも悪くも昔の雅紀。
外に出たい、海を見たいと言うだろうか？
浜を歩きたいと言うだろうか？
後少しで水に触れるのに・・。
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SEN(プロフ) - 碧さん» こんばんは。あの目玉のやつですね(笑)雅紀の料理の腕も上がるでしょうか？ 楽しみですね、期待しててくださいね。 (2014年9月1日 19時) (
レス) id: d00166a755 (このIDを非表示/違反報告)
SEN(プロフ) - アリスさん» こんばんは。楽しみにしていただいて嬉しいです。終わりたくなくて悪あがきしてますが、書いては消しの繰り返しです(笑) このエピソードは入れちゃいかんだろうと自問自答の毎日ですわ・・。へんてこりんにならないよう温かくなれるよう頑張ります。 (2014年9月1日 19時) (レス) id: d00166a755 (このIDを非表示/違反報告)
碧 - こんにちは。翔くんのひきつった顔が浮かんできました(^^)雅紀の料理をいつか、むーちゃんとさーちゃんにご馳走する日が来ると良いですね。 (2014年9月1日 11時) (レス) id: ce57227e9b (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - こんにちは。いつもいつも更新を楽しみに読み進めている反面、お話が終わりに近づいていくことが悲しい毎日でもあります。ですが、本当にいつもいつも、気持ちがふわっと、時にぐーっと、温かく、そして締め付けられ、そんな時間を頂いています・・☆ (2014年9月1日 10時) (レス) id: 290a5b010d (このIDを非表示/違反報告)
SEN(プロフ) - 碧さん» お早うございます。頑張ってもらわないといけませんね。でも、彼らならきっと大丈夫と信じてます！ (2014年8月29日 9時) (レス) id: d00166a755 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：SEN
| 作成日時：2014年8月20日 10時
